橋下徹氏、「古古米はまずい」意見について「飽食時代の象徴」と批判 「日本は備蓄米も贅沢なんだよ」

2025年5月29日(木)15時13分 J-CASTニュース

元大阪市長・橋下徹氏は2025年5月29日、政府が随意契約で放出する備蓄米の味を巡って「古米、古古米はまずい」と述べる人に対し、「少なくとも今の状況で古米の味を語るなら、食べてから言うべきだ」などとXで指摘した。

■「俺は古古米を食べたが十分美味しかった」

備蓄米を巡っては、22年産の米(古古米)20万トンと21年産の米(古古古米)10万トンを随意契約で放出。農林水産省は5月27日、22年産が予定数量の上限に達する見込みだとして、22年産・21年産の受付を一時停止すると発表している。

橋下氏が29日に反応したのは、同日放送の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で、コメンテーターの玉川徹氏が古古古米の味について語ったことをまとめた記事だった。

この放送では、玉川氏が古古古米は食べたことがないとした上で「どれぐらい味が劣化するのか」と疑問を投げかけていた。続けて、玉川氏は「浪人しているときに東京で1年間寮生活を送ったんですけど、人生で初めて美味しくないコメっていうものがあるっていうことを分かったんですよ」とし、その後「古米」だったと分かったとも振り返っていた。

橋下氏は、こうした玉川氏の発言をまとめた記事をXで紹介。その上で、「今食べたこともない連中が『古米、古古米はまずい』って言いまくっていいのかね。飽食時代の象徴。俺は古古米を食べたことあるが、十分美味しかった」と批判した。

玉川氏が浪人生活を送ったのは1980年代前半、今から40年以上前だ。

橋下氏は別の投稿で、「美味い、不味いは主観的意見だから自由だけど、少なくとも今の状況で古米の味を語るなら、食べてから言うべきだ」とし、「俺は古古米を食べたが十分美味しかった。しかも政府備蓄米は金をかけて温度管理をしっかりやっているという。日本は備蓄米も贅沢なんだよ」と説明した。

J-CASTニュース

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