元「青汁王子」、コメの価格めぐり怒り心頭「もっと早く出せただろ」「上にいる人たちが腐ってる」
2025年5月30日(金)16時0分 J-CASTニュース
元「青汁王子」こと実業家の三崎優太さんが2025年5月29日、Xでコメの価格をめぐり怒りをあらわにした。
「ここまで安くなるなら、もっと早く出せただろ」
三崎さんは29日、「米の価格の変わり方、さすがにおかしすぎだろ」と切り出した。
21日に自民党・江藤拓前農水相の失言での辞任にともない、自民党の小泉進次郎氏が農水相に就任した。小泉氏は「コメ担当大臣」を自称し、備蓄米を「5キロ2000円」での安定供給を目指すとして、テレビ番組などでも決意を語っている。
一部では5キロあたり税別2000円台で販売されているコメも見られるなど、長く続いていた価格の高騰が落ち着いてきたのではないかとする声も上がっている。
三崎さんは「数日でここまで下がるなら、ここまで安くなるなら、もっと早く出せただろ」とし、「誰が利益を得たの? 本当にとことん腐ってるな」と怒りをあらわにした。
備蓄米の放出をめぐっては、「価格が値上がりする前に備蓄米をだしてくれたら良かったのに」「安いのは備蓄米だけで、はけたら更に高騰が続くでしょ 全て選挙前に合わせたシナリオ」など、不満の声が多く寄せられた。
「守るべきは 土の上で必死に汗をかいている人たちだよ」
続く投稿では、「JAって全部が悪って言われがちだけど、上にいる人たちが腐ってるって典型的な構図だよね」とJA(農業協同組合)への不信感をつづった三崎さん。
「農家守るふりして、自分のポジション守ってるだけ」と批判し、「現場まで一緒にされるのは気の毒だし、声をあけで欲しい。守るべきは椅子の上でふんぞり返ってる人達じゃなく、土の上で必死に汗をかいている人たちだよ」(原文ママ)と農業に携わる人々を守るべきだと訴えた。
三崎さんの投稿には、「本当にこれ。泥の中で育ててる人の声が、もっと日の当たる場所に届いてほしい。『誰のための組織なのか』そろそろみんなが問い直すべきだと思う」「頑張ってる人達が損しないようにできないとですね...」といった声が寄せられている。