「天才児の親」が図書館でやっている、たった1つの習慣とは?

2024年6月7日(金)12時30分 ダイヤモンドオンライン

「天才児の親」が図書館でやっている、たった1つの習慣とは?

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写真はイメージです Photo:PIXTA

「子どもの思考力→大人向けの多様な本で伸びる!」。そう語るのは、日米で学習塾を経営し25年間で延べ5000名以上のバイリンガルを育成しているTLC for Kids代表の船津徹氏。「こんなにも具体的で内容が詰まっているものは初めて!」「目からウロコ」と子育て世代に話題の新刊『「強み」を生み出す育て方』の中から、25年間の塾経営でたどり着いた【子どもの思考力の伸ばし方】をお届けする。

子どもだから、まだ無理だろう→NG!

 3歳で文字読みを覚えた。教えていないのに本が読めるようになった。図鑑や自然科学系の本に没頭する。そんな子どもは高い言語能力を持つ「天才気質」かもしれません。

 子どもが高い言語能力を示す場合、家庭の本棚を充実させると、子どもが自分で本を読み、学問知識を吸収してくれるようになります。

 本といっても、子ども用の簡単な絵本ではありません。大人が読むような小説、百科事典、自然科学や社会科学の本、コンピューターや医学などの専門書、哲学や思想の本、歴史や偉人伝など、多様な学問分野の本を用意してあげましょう。

 子どもは読書を通して世界の不思議と多様性にふれることで、「関心あること」への好奇心を膨らませていくことができます。

 本の効果は「知識」だけではありません。本を通して世界中の異なる考えや思想にふれることができます。日常にある疑問や矛盾に気づきやすく、「批判的思考力」が高度に発達するのです。

 批判的思考は、常識や通説にとらわれず、新たな価値を創造していく上で欠かせない力です。卓越した科学者、研究者、ビジネス成功者の多くは、「批判的思考」によって時代を切り開いてきた人たちなのです。

 天才気質の子どもの「学力」を伸ばす一番の方法は、多様な本(知識)にふれられる家庭環境作りです。

 身近に好奇心を刺激するような本をそろえてあげれば、子どもは自分で知識を吸収し、思考力を伸ばすことができます。親が先生になって教える必要はありませんので、ぜひ実行してください。

 子どもが何に関心があるのかわからないという場合は、子どもと一緒に図書館に行って、自由に本を選ばせてみるのもよいでしょう。

 子どもが興味ある分野がわかったら、「まだ子どもだから無理だろう」と思わずに、レベルの高い本、大人や専門家レベルの高度な本を与えてみてください

「わが子の気質を詳しく知りたい!」という方のために、著書『「強み」を生み出す育て方』ではオリジナル診断を掲載しています。

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ピッタリの習い事は子どもの強みを育てる最高のチャンス!『「強み」を生み出す育て方』(船津徹/ダイヤモンド社)より

子育て成功のカギは「強み育て」にある

『「強み」を生み出す育て方』 (船津徹・ダイヤモンド社)定価:1980円(税込)

 子どもが社会の変化に翻弄されずに、自分らしく幸せに生きていくには、失敗や挫折に負けない「たくましさ」を確立しなければなりません。一生ものの武器になるたくましさですが、どのように育てれば良いのでしょうか?

 たくましさが育つ要因は、家柄、血筋、遺伝ではありません。もちろん親の学歴や職業も無関係です。「子どもの潜在的な強みを引き出すこと」でたくましさは育つと断言できます。

 つまり、子育てで最優先すべきは「強み育て」なのです。強みは、音楽でもスポーツでも勉強でも、なんでもいいのですが、習い事は強みを育てる最高のチャンスになります!だから習い事選びは「子育て成功」に直結するのです。

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