関東 茨城県で1時間30ミリ以上の激しい雨を観測 南部も所々に雨雲

2020年6月12日(金)16時11分 tenki.jp

12日、関東北部で局地的に雲が発達しています。茨城県高萩市大能では15時20分までの1時間に33.0ミリの激しい雨を観測しました。

関東 局地的に雲が発達 茨城県で激しい雨を観測

図の×印は、落雷です。雷は大気中で大量の正負の電荷分離が起こり、放電する現象です。放電する際に発生する音が雷鳴で、光が電光です。雲と地上の間で発生する放電を対地放電(落雷)といいます。●印は、雲放電です。雲放電とは、雲の中や雲と雲の間などで発生する放電をいいます。
12日、梅雨前線が本州付近に停滞しています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、関東地方では大気の状態が不安定になっています。北部では、局地的にカミナリ雲が発生しています。茨城県高萩市大能では、15時20分までの1時間に33.0ミリの激しい雨を観測しました。

南部でも雨雲の発生している所があります。所々で急にカミナリが鳴り、激しい雨が降るでしょう。栃木県では局地的に非常に激しい雨が降る見込みです。このような雨が降ると、水しぶきであたり一面が白っぽくなり、車の運転などが危険な場合があります。大雨の恐れがありますので、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒して下さい。
カミナリ雲の下では、竜巻などの激しい突風が発生したり、雹(ひょう)が降ったりすることがあります。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、建物の中など、安全な場所に移動してください。

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