今朝は四国で激しい雨を観測 近畿はザーザー降りの雨 強雨エリアは次第に東へ

2023年6月22日(木)9時27分 tenki.jp

きょう22日は、梅雨前線上を低気圧が進み、四国から東北にかけて雨雲がかかっています。朝は四国で激しい雨の降った所がありました。近畿でもザーザー降りの雨となった所があります。

朝は四国で激しい雨を観測 近畿はザーザー降りの雨

きょう22日、梅雨前線上の低気圧が西日本の太平洋側沿岸沿いを東北東へ進んでいます。朝は四国から東北にかけて雨雲がかかり、四国や近畿を中心に活発な雨雲がかかりました。
1時間に高知県室戸岬で33.5ミリ(7時9分まで)の激しい雨を観測しました。京都府京田辺市で19.0ミリ(5時54分まで)、滋賀県東近江市で19.0ミリ(7時30分まで)とザーザー降りの雨となりました。

強雨エリアは東へ

このあと、強雨エリアは次第に東へ移りそうです。
近畿は昼前にかけて、東海は夕方にかけて、発達した雨雲がかかり、紀伊半島では激しい雨の降る所もあるでしょう。関東甲信は午後は広く本降りの雨で、夕方以降はザーザー降りの雨になる所もありそうです。伊豆諸島では局地的に雷を伴って激しい雨が降るでしょう。
今回の雨雲の動きは比較的速く、長時間、同じ場所で雨が降り続くことはない見込みですが、所々で短い時間にザッと雨脚が強まりそうです。アンダーパスなど低い道路の冠水に注意が必要です。

激しい雨とは?

激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。
激しい雨が降った所や激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

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