梅雨空と蒸し暑さ続く 東北

2018年6月28日(木)16時15分 tenki.jp

東北地方は大雨の峠は越えましたが、きょうもところどころで雨が降っています。秋田県を中心に記録的な雨量(150ミリ以上)になったところもありました。28日の夜も青森県を中心に活発な雨雲がかかりそうです。これまでに降った雨により地盤の緩んでいるところがありますので、引き続き土砂災害や河川の増水に注意してください。一方で、南部ではあす29日は気温が上がって、猛暑日になるところがあるでしょう。気温が上がる分、大気の状態がかなり不安定になりそうです。

秋田県内で6月1位の大雨に

東北地方はきのう27日の降り始めからの雨の量が、秋田県内などでは200ミリ近くになり、記録的な雨量になったところもありました。秋田県仙北市桧木内で176ミリ、秋田県仙北市田沢湖高原で169ミリ、仙北市鎧畑で164ミリなど秋田県の内陸部を中心に大雨となり、1日に降った雨の量が6月として1位を更新したところもありました。

北部 梅雨空続く

このあとは梅雨前線がゆっくりと北上してきて東北地方にかかるため、28日の夜は、青森県など再び北部の日本海側を中心に雨が降りそうです。暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、一時的に降り方が強まることもあるでしょう。29日にかけても断続的に雨が降りそうです。北部では来週にかけても梅雨空が続く予想ですので、これまでに降った雨で雨量の多くなっている地域では、引き続き土砂災害に注意してください。

南部 今季一番の暑さに

一方で、東北地方南部では、あす29日は気温が上がって今年一番の暑さになるところがありそうです。内陸部を中心に35度を超えて猛暑日となるところもあり、福島市35度、山形市35度の予想です。蒸し暑くなる分、大気の状態がかなり不安定となって午後は、福島県、宮城県、山形県などで雷雲が発達する見込みです。急に降る強い雨、落雷や突風、ひょうなどにご注意下さい。南部では来週にかけても、暑さと雷雨に注意が必要となりそうです。

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