記録的短時間大雨情報 長崎県や佐賀県で1時間に約110mmの猛烈な雨

2020年7月6日(月)15時56分 ウェザーニュース


2020/07/06 15:51 ウェザーニュース

九州北部では発達した積乱雲が線状に形成される「線状降水帯」の影響で数時間にわたって猛烈な雨が続いています。
この影響で、長崎県大村市、東彼杵町では1時間に約110mmの雨が降ったと見られ、長崎地方気象台は記録的短時間大雨情報を発表しました。
佐賀県の鹿島市や嬉野市にも同様の記録的短時間大雨情報が発表されています。
アメダスでも長崎県の長浦岳(ナガウラダケ)で15時までの1時間に81.5mmの雨を観測しました。

記録的短時間大雨発表状況

15時20分までの1時間に
 長崎県大村市付近 約110mm
15時30分までの1時間に
 長崎県東彼杵町付近 約110mm
 佐賀県鹿島市付近 約110mm
 佐賀県嬉野市付近 約110mm
 ※いずれも解析雨量

土砂災害リスクが高い状態に

今後も次々に雨雲が流れ込み、明日7日(火)の昼頃まで強弱を繰り返して雨が続く見込みで、道路冠水や河川氾濫、土砂災害のリスクが高まります。
急ぎでない外出は極力控えて屋内で安全に過ごすようにしてください。最悪の事態を想定して予め最寄りの避難所の確認や避難用品の準備、避難手段の確保などの備えをしてください。

記録的短時間大雨情報とは?

気象庁が数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測・解析をしたときに発表するものです。
その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。
この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。
地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。


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