今が旬の枝豆 蒸し焼き5分でできる!「ペペロン枝豆」の作り方

2020年7月9日(木)10時0分 ウェザーニュース


2020/07/05 17:35 ウェザーニュース

旬を迎えた枝豆。江戸時代中期の文献にはすでに現代のように、大豆を若いうちに収穫して茹(ゆ)でるという食べ方をしていたとの記述があります。枝に付けたままで茹でたものが売られ、それを持って食べ歩きしていたということですから、いまでいうファストフードだったのかもしれません。
枝豆といえばこのように、古くから茹でて食べるものと思われていますが、「茹でるより焼いた方が時短になり、栄養分も逃げにくいですよ」と発酵食コーディネーターで料理研究家の加藤なぎささんが教えてくれました。

ゆでるとビタミンCが半分に

枝豆は茹でるもの、と思われていますが、実は茹でることで重要な栄養成分が流れ出てしまうそうです。
「枝豆に含まれるビタミンCは加熱には強いのですが、水溶性なので茹でると5割近く流失してしまいます。同様にビタミンBやミネラルといった栄養成分も流れ出てしまうのです。
そこで、茹でずにフライパンで蒸し焼きにする調理法が良いのです。蒸し焼きにすると味が凝縮しますし、時間が5分程度と時短なのがうれしいところ。しかも枝豆はさやを口に含んで食べることが多いので、さやに味がついていると、豆自体もとてもおいしく感じます。簡単でおいしいオリーブオイルとにんにくと合わせるペペロン枝豆がオススメです」(加藤さん)

「ペペロン枝豆」の作り方

【材料】
・枝豆一袋分300g
・塩小さじ2
・オリーブオイル大さじ1
・にんにく1/2かけ
・鷹の爪1本
【作り方】
(1)枝豆を洗って両端をハサミなどで切る
(2)ボウルに塩を入れ、枝豆をもむ
(3)フライパンにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れて香りが出るまで熱する
(4)枝豆を入れ、ふたをしてから中火で約5分蒸し焼きにし、コショウをふったらできあがり
「蒸し焼き時間は枝豆の鮮度や成熟度にもよるので、5分経ったところで味見をして、固いようならさらに1分程度蒸し焼きにしてください」(加藤さん)
蒸し焼きの枝豆は甘味が引き立ち、旨味もぎゅっと凝縮されて、茹でたものとは一線を画します。なにより湯を沸かす必要もなく、フライパンひとつでできるので手軽で時短になります。ぜひ試してみてください。


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