全国の所々で雨雲が発達 関東は雨が降っても弱い見込み
2023年7月9日（日）16時53分 ウェザーニュース
2023/07/09 16:52 ウェザーニュース
夕方になっても、九州から北海道にかけての所々で活発な雨雲が発生しています。停滞する雨雲は少なく、強い雨のエリアは移動していますが、夜にかけて急な強い雨や雷雨に注意が必要です。
関東もにわか雨の可能性はありますが、降っても弱い見込みです。
梅雨前線は明日にかけてほとんど停滞
梅雨前線は西日本日本海沿岸から東北南部付近に停滞しています。前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、前線の南側を中心に所々で雨が降っている状況です。
16時現在は特に九州北部から中四国の西部、近畿から東海で雨雲が発達しています。雨雲は東に動いているものが多く、多いところでも1時間に20mm前後の雨です。
梅雨前線は明日10日(月)にかけてほとんど停滞する予想で、西日本や東日本は日本海側を中心に雨の降りやすい天気が続きます。特に九州北部は明日の午前中に再び激しい雨となるおそれがあり、道路冠水や河川の増水、土砂災害などに警戒が必要です。太平洋側も、急な雨や雷雨に注意してください。
関東は、局地的ににわか雨の可能性がありますが、降っても弱い見込みです。
北海道はオホーツク海側で激しい雨
北海道は、上空に寒気を伴った気圧の谷が通過しており、大気の状態が不安定になっています。オホーツク海側では雨雲が急速に発達し、紋別小向では16時20分までの1時間に32.5mmの激しい雨を観測しました。
風も強く、紋別では16時12分に最大瞬間風速26.1m/sを観測しています。紋別地方には大雨警報と竜巻注意情報が発表中です。
紋別地方は19時頃にかけて雨の降りやすい状況が続き、雷や突風、降雹を伴うおそれがあります。荒天時の不要不急な外出は控えてください。
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