入間川流域で氾濫の危険高まる 命を守る行動を

2022年7月13日(水)0時28分 tenki.jp

関東地方では大気の状態が非常に不安定になっていて、埼玉県では12日(火)夕方ごろから発達した雨雲がかかり続けています。入間川流域では氾濫の危険が高まっています。夜遅い時間ですが、身を守る行動を行ってください。

入間川に氾濫危険情報

埼玉県では12日(火)夕方頃から、発達した雨雲がかかり続け、記録的な大雨となっています。入間川流域では氾濫危険情報が発表されています。埼玉県での雨はピークを過ぎつつありますが、川の水位は雨が止んだあとも上昇することがあります。油断せずに、身を守る行動をとって下さい。

埼玉県鳩山町では記録的な大雨

埼玉県鳩山町では記録的な雨を観測しています。12日(火)午後10時30分までの6時間に360.0ミリの雨量を観測し、観測史上1位を更新しました。これは平年の7月の雨量(179.3ミリ)の2倍以上の雨量がわずか6時間で降ったことになります。土砂災害や低い土地への浸水の危険が高い状態が続いてます。すでに遅い時間になっています。これからの避難が難しい方は、少しでも高い所や斜面から少しでも離れた場所でお休みください。

東京都心や神奈川、千葉も注意

発達した雨雲はこのあと、東京都心や神奈川県、千葉県にもかかる見込みです。多い所では1時間に60ミリの非常に激しい雨が降るでしょう。明け方ごろまでは土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

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