三連休は厳重な熱中症対策を 37℃以上は危険サイン
2018年7月14日(土)10時43分 ウェザーニュース
2018/07/14 14:19 ウェザーニュース
今週末は16日(月)が海の日で祝日なので三連休で、お出かけをするという方も多いかと思います。
14日(土)から15日(日)にかけては、西日本・東日本を中心に猛暑が予想され、体温を大きく超える37〜38℃くらいまで上がるところが出てきそうです。
最高気温が高いほど、熱中症搬送者数は増加
気温が37〜38℃まで上昇すると体温調節が困難になり、熱中症による命へのリスクも大きくなってきます。
ウェザーニュースが過去に調べた、気温と熱中症搬送者数の情報では、最高気温が高ければ高いほど、熱中症搬送者数は増加する傾向が見られました。(調査期間:2010年7月19日〜25日)
気温が37℃を超えると非常に危険
特に調査期間の最高気温の平均が36〜37℃で、そのうち最も高くなった日の気温が37〜38℃に達していたところでは、複数の方が亡くなってしまいました。
つまり、一般的な体温を超える37℃以上まで気温が上がると、熱中症の危険性はより高くなり、命にも及ぶと考えられます。
三連休は37℃以上の地点あり
今回の三連休は、名古屋や大阪でも、連日37℃以上となる予想がでており、関東も内陸を中心に37℃まで気温が上がるところが出てきそうです。
こまめに水分を摂ったり、日陰や冷房の効いた建物内に入って涼をとるなど、できるかぎりの熱中症対策をするようにしてください。