台風6号は明日にも沖縄本島へ 動きが遅く影響が長引くおそれ
2021年7月19日(月)16時30分 ウェザーニュース
2021/07/19 16:32 ウェザーニュース
台風6号は19日(月)15時現在、南大東島の南約180kmにあってゆっくりと西北西に進んでいます。中心気圧は990hPa、中心付近の最大風速は25m/s、最大瞬間風速は35m/sです。
この後はさらに発達しながら西寄りに進み、明日20日(火)から21日(水)にかけて強い勢力を保ちながら沖縄本島付近を通過する予想です。また、沖縄本島を通過した後は先島諸島に接近、通過するおそれがあります。
▼台風6号 7月19日(月)15時
存在地域 南大東島の南約180km
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 西北西 ゆっくり
中心気圧 990 hPa
最大風速 25 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 35 m/s
強い勢力で沖縄接近 影響が長引くおそれ
沖縄本島や奄美群島では台風が接近する明日20日(火)から21日(水)にかけて、徐々に雨風が強まり大荒れの天気になります。暴風雨や高波に厳重に警戒してください。
午後は遅い時間ほど荒れた天気になるので、極力早めの帰宅を心がけてください。停電の発生や交通機関への影響にも注意が必要です。台風の動きが鈍いため、荒天や生活への影響が長引く恐れがあります。
先島諸島でも側溝の掃除や飛ばされやすいものの片付け、食料や燃料の確保など早めの対策が欠かせません。
台風の進路にはまだ不確実性があるので、最新の情報をこまめに確認するようにしてください。
台風7号はゆっくりと西へ
台風7号 進路予想
19日9時に南シナ海で発生した台風7号(チャンパカ)は、15時現在、ゆっくり西に進んでいます。
気象庁の予報では、22日(木)15時までには勢力を落として熱帯低気圧になると予想されています。まだ予報の不確実性が高いため、今後の情報に注意してください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風6号の名前「インファ(In-fa)」はマカオが提案した名称で、花火のことを意味する語からとられています。
台風7号の名前「チャンパカ(Cempaka)」はマレーシアが提案した名称で、ハーブの名前を意味する語からとられています。