北海道の真夏日 史上7位のハイペース

2018年7月22日(日)17時7分 tenki.jp

今日(22日)の北海道は太平洋側や上川地方を中心に気温が上がり、午後3時までの最高気温は道内65地点で25度以上の夏日となっています。また、道内で最も高くなった十勝地方の帯広では30.5度と2日連続の真夏日となりました。
これで今年に入ってからの道内の真夏日は14日目となりましたが、「大暑」前のこの時期(7月22日頃まで)の真夏日日数としては、道内でのアメダス整備が進んだ1978年以降で史上7番目の多さとなりました。

6月までは史上3位のペース

今年の北海道は早い時期から暑さが厳しく、4月30日には網走地方の女満別空港で30.2度を観測し、道内で今年初の真夏日となりました。
4月中に道内でその年初の真夏日となるのは観測史上3度目と、記録的な早さでの初真夏日となりました。
その後、5月に2回、6月には7回の真夏日を観測し、6月終了時点で真夏日の日数は10日。6月までで10日以上の真夏日を観測するのは史上3度目となりました。

7月前半は14年ぶりに真夏日なし

しかし、7月に入ると各地で記録的な大雨と長雨が続き、気温の上がり方も鈍くなりました。
7月前半の北海道は一度も30度以上まで上がる地点が現れませんでしたが、7月前半に道内で真夏日がなかったのは2004年以来14年ぶりのことでした。
7月も後半に入ると北海道にも暑さが戻り、16日と、20日から今日(22日)にかけての計4日で真夏日となっています。
記録的な足踏みはあったものの、7月22日までで14日目の真夏日というのは、道内でのアメダス整備が進んだ1978年以降の記録としては、史上7番目に多い記録となります。

明日は「大暑」 でも・・・

明日(23日)は二十四節気の一つ「大暑」で、一年で最も暑さが厳しくなる時期と言われていますが、今年の北海道は明日になるといったん暑さが落ち着きそう。明日の予想最高気温は平年並みかやや低く、高い所でも25度くらいと真夏日となる地点はない見込みです。
しかし、週の半ばからは再び暖かい空気が入りやすくなるため、連日30度くらいまで上がる所がありそうです。平年では夏の暑さのピークとなる時期に入りますので、熱中症や食中毒などの対策も含めて、体調管理には十分にお気を付け下さい。

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