熱中症警戒アラート 15府県を対象に発表 神奈川は今年初 熱中症予防を

2022年7月30日(土)6時30分 ウェザーニュース

2022/07/30 06:42 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、今日7月30日(土)を対象とした熱中症警戒アラートを、関東から沖縄にかけての計15府県に対して発表しました。
神奈川県を対象に発表されるのは今年初めてです。
対象エリアでは特に熱中症のリスクが高くなるため、炎天下での長時間の行動を避け、室内ではエアコンを使用し、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を万全に行ってください。

万全の熱中症対策を

<熱中症警戒アラート発表 7月30日(土)対象>
 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 神奈川県 山梨県 長野県
 三重県 新潟県 石川県 福井県
 京都府 福岡県 沖縄県沖縄本島地方・八重山地方
今日7月30日(土)も、夏の高気圧に覆われる東日本や近畿地方を中心に最高気温が35℃以上の猛暑日となる予想で、暑さ対策が必須です。
熱中症警戒アラートの発表があったところでは、湿度も高く厳しい蒸し暑さとなります。暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が非常に高くなるところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。
環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。
熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

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