きょう8日立秋も猛暑 お盆休みにかけて高温 40℃近い所も 厳しすぎる残暑警戒

2023年8月8日(火)16時36分 tenki.jp

きょう8日は「立秋」。暦の上では秋の始まりですが、日本海側を中心に猛烈な暑さとなり、秋田県や新潟県で39℃に迫った所も。本来の秋が恋しくなるような厳しい暑さでしたが、来週初め、お盆休みの頃にかけて、北日本から西日本の各地でまだ高温傾向。40℃近い暑さが続く所も。

きょう8日「立秋」も猛暑 日本海側で39℃近い所も

きょう8日は二十四節気の「立秋」。暦の上では秋ということになりますが、各地で厳しい暑さとなりました。
午後4時までの最高気温は、最も高かったのが、秋田県北秋田市の鷹巣で38.9℃でした。
新潟県長岡市で38.7℃、新潟市で38.5℃、山形県鶴岡市で37.6℃まで上がるなど、日本海側の各地で今年一番の暑さとなりました。
東京都心は35.9℃まで上がり、この夏17回目の猛暑日となりました。1875年の統計開始以来、昨年の記録を上回り、猛暑日最多記録を更新しました。

来週初めにかけて厳しすぎる残暑に警戒を

気象庁はきょう8日、北日本、東日本、西日本に「高温に関する気象情報」を発表しました。
北日本は14日にかけて、東・西日本は15日頃にかけて、高気圧に覆われて晴れる日や暖かい空気の流れ込む日が多いため、最高気温が35度以上の猛暑日になる所がある見込みです。
来週初めにかけて、各地で気温が高く、厳しい残暑となるでしょう。特に、近畿や東海、北陸を中心に体温を上回る暑さや40℃近い気温が予想されている所もあり、まだまだ猛烈な暑さになりそうです。
ちょうどお盆休みの頃になりますが、熱中症対策を行わないと、命に関わるような危険な暑さです。
できる限り暑い時間帯は外出を控えるなど警戒してください。万全な熱中症対策を続け、暑さに弱いお年寄りやお子さんにはいつも以上に気を配って、声を掛け合って熱中症に気を付けてください。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

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