東北では大雨による災害に警戒 8月の月間雨量を数日で上回るおそれも

2018年8月15日(水)16時0分 ウェザーニュース


2018/08/15 16:07 ウェザーニュース

北海道付近の前線が16日(木)から17日(金)にかけてゆっくりと南下します。
台風15号から変わった熱帯低気圧や東シナ海の台風18号の影響で、前線には雨の材料となる水蒸気が大量に送り込まれ、活動が非常に活発になりそうです。
特に秋田県を始めとする東北の日本海側では記録的な大雨となって災害発生の恐れがあります。

8月の月間雨量を上回るおそれ


東北日本海側は15日(水)夜から雨が強まり、16日(木)午前中を中心に断続的に強い雨が降りそうです。総雨量は多い所で200〜300mmに達する恐れがあります。この地域の8月の月間雨量を上回るような雨が数日程度で降ることになるため、土砂災害や河川の増水、氾濫などに厳重な警戒が必要です。

西・東日本の広いエリアで強雨注意

また、16日(木)午後にかけては前線の南下に伴い、西日本や東日本の広い範囲で雨が強まりそうです。低気圧が通過する北海道も含め、全国的に雨量が増え、北海道や北陸で100mm以上、東海や西日本の太平洋側は200mm前後の雨の降る所があり、こちらも警戒をしてください。


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