台風7号が温帯低気圧に変わりました

2023年8月17日(木)15時50分 tenki.jp

17日午後3時、台風7号(ラン)は北海道の西で温帯低気圧に変わりました。

台風7号が温帯低気圧に変わる

台風7号は8日午前9時、南鳥島近海で発生しました。その後、本州の南の海上を北上し、15日午前5時前に和歌山県潮岬付近に上陸、その後も北上を続け、午後1時頃に兵庫県明石市付近に再上陸しました。台風7号は今年初めて上陸した台風となりました。
東海や近畿、中国地方、四国を中心に台風本体や台風周辺の活発な雨雲がかかり、記録的な大雨となりました。台風7号に伴う総降水量(8月11日〜17日午後3時)は、三重県大台町で711.0ミリに達し、平年の8月ひと月の雨量を超えました。鳥取県には一時「大雨特別警報」が発表され、大雨による土砂災害や浸水害などの被害が相次ぎました。
東海道新幹線や山陽新幹線が運休になったほか、在来線にも影響が出て、お盆休みの帰省や旅行の足を直撃しました。
また、風も強まり、最大瞬間風速は三重県尾鷲市で37.9m/sを観測したほか、神戸市では35.7m/s、和歌山市では32.0m/sを観測しました。

今後も熱帯擾乱の発生に注意

台風は、平年では8月、9月が発生数・接近数とも一年のうちで最も多い時期となっています。気象衛星画像では、日本の南の海上に発達した雲がまとまりつつあるのが見え、今後、熱帯低気圧や台風など熱帯擾乱となる可能性があります。
引き続き、台風への備えが必要です。

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