東海地方 晴れる日が多く9月も厳しい残暑 3つの台風の動向と影響は?

2023年8月28日(月)16時48分 tenki.jp

きょう28日16時現在、東海地方では一部で雨雲が発達しています。急な雨や竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。この先は日中を中心に晴れる日が多く、9月に入っても厳しい残暑が続きそうです。

名古屋では今年29回目の猛暑日に

名古屋市(千種区)では、きょう28日、最高気温(15時まで)が35.9℃を観測し、今年29回目の猛暑日となりました。
過去もっとも猛暑日が多かった年は、記録的な猛暑となった2018年の36日です。また、1890年の統計開始以来、年間猛暑日日数が30日以上となったのは、最多の2018年の他に、2010年の30日、1995年の32日、1942年の31日の4回です。今年も過去の記録に迫る厳しい暑さが続いています。
また、愛知県、岐阜県、三重県には、きょう28日「食中毒警報」が県から発表されました。この先も熱中症対策に加え、食品の管理にも十分注意してください。

週間天気

きょう28日16時現在、所々で雨雲が発達していますが、土日よりも雨雲の範囲は狭くなっています。この先、東海地方は高気圧圏内が続き、晴れる日が多いでしょう。午後を山沿いを中心に狭い範囲での雨や雷雨となる所はありそうです。また、三重県南部では、高気圧の縁をまわって南から南東方向から湿った空気が入るため、この先は雲が広がりやすく、雨も降りやすいでしょう。
最低気温・最高気温ともに平年より高い日が多く、厳しい残暑が続く見込みです。今週からいよいよ新学期が始まります。水分補給に欠かせない水筒、冷却グッズなどの暑さ対策を、親御さんは忘れずに準備してあげましょう。

新たに台風11号が発生 東海地方への影響は?

【3つの台風の今後の進路】
台風9号は、30日(水)から31日(木)頃、非常に強い勢力で台湾にかなり接近するでしょう。台風10号は動きが速く、あす29日は更に東へ進み、30日(水)には温帯低気圧に変わり、日本のはるか東の海上へ遠ざかる見込みです。新たに発生した台風11号は、今後発達しながら西寄りに進み、今週後半に沖縄に接近するでしょう。
【東海地方への影響は?】
台風9号・台風10号は東海地方へ大きな影響はない見込みです。台風11号は、この先、太平洋高気圧の張り出しが強く、東海地方など本州への直接的な影響は今のところ小さいですが、予想に幅があるため、今後の動向には注意してください。台風シーズンが続きます。日頃から準備や対策などをして、いざという時に備えておきましょう。

避難場所や避難経路 確認しておくポイントは

いざ、避難する場合に備えて、あらかじめ避難場所や避難経路を確認しておくことは、とても大切です。その際、ポイントが3つあります。
①市町村が作成しているハザードマップや、地域防災計画を見て「自分の住む地域は、どのような災害のリスクがあるのか」「災害が発生した時の避難場所はどこか」「安全な避難経路はどこか」確認しておきましょう。その際、氾濫の恐れがある河川や、土砂災害の恐れがある所も確認しておくと、避難経路を決める時に役立ちます。また、自宅だけでなく、学校や職場など、よく立ち入る場所はどのような危険があるかも、家族で一緒に確認しておきましょう。
②浸水(冠水)した場合は、避難経路が限られてしまいます。事前に、複数の避難経路を確認しておきましょう。
③夜間は、昼間よりも、周囲の状況を把握しにくくなります。夜間の避難に備えて、建物など目印を決めて、避難経路を覚えておきましょう。
もしもの時に備えて、避難場所への避難経路を実際に歩いて、確認しておくのもおススメです。

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