この夏、気象要因で約150の花火大会が中止・延期していた

2018年8月31日(金)10時45分 ウェザーニュース


2018/08/31 10:43 ウェザーニュース


今年の7月・8月の日本列島は、各地で大雨や台風による被害を受けました。
夏の風物詩である「花火大会」も例外ではありません。

ウェザーニュースが各花火大会主催者などへ独自取材したところ、全国約1200大会のうち、少なくとも148大会は中止・延期を決定。
中でも、「台風12号」は花火大会数が最も多い7月最終週末を直撃し、隅田川花火大会は延期、立川まつり国営昭和記念公園花火大会は数日前に中止を発表し話題となりました。
また、西日本中心に4日間大雨が続いた「平成30年7月豪雨」では甚大な被害が発生し、復旧が間に合わないとされ、広島や岡山、愛媛だけで37もの大会が中止や延期となりました。
さらに、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」内で、2018年8月29日に「花火大会、悪天候により延期・中止などの影響は出た?」という調査を実施しました。
寄せられた6,093件によると、全体の26%が、天気が原因で周辺の花火大会、または行く予定だった花火大会が延期または中止になったと回答。
更に詳しく見てみると、最も多かったのは台風で中止や延期が17%、次いで雷雨や他の理由がそれぞれ4%という結果になりました。他の理由としては、西日本豪雨による影響が多くなっています。

台風要因が太平洋側で広く分布

ウェザーニュースタッチより
実施2018年8月29日、参加6093人

都道府県毎に見てみると、関東や東海、西日本の太平洋側など、台風12号が直撃したエリアは「台風」と回答している人が多数。台風の影響を大きく受けたエリアで、多かった事が分かります。
また、山口、広島、岡山では平成30年7月豪雨による影響も多くなっています。
さらに、東北では8月16日頃に記録的な大雨が発生しており、中止や延期になった所が多くなったようです。

花火と言えば屋外で開催されるため、そもそも気象現象に大きく左右されるイベント。
その上で、今夏は大雨や台風が多発したため、いつも以上に花火大会への影響が大きくなったようですね。
9月や10月に延期された大会も多いので、夏とは一味違った花火大会を楽しみたいですね♪


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