6日 体温超えの暑さは落ち着く 猛暑日地点はゼロか 蒸し暑くなるため対策は必要

2023年9月6日(水)6時22分 tenki.jp

きょう6日(水)は、広い範囲で雨が降り、猛烈な暑さはいったん収まります。35℃以上の猛暑日となる所はほとんどないでしょう。午前5時現在、熱中症警戒アラートが発表されている所はありません。ただ、それでも30℃以上の真夏日となる所があり、湿度が高く、蒸し暑いので、熱中症対策は忘れないようにしてください。

猛烈な暑さはいったん収まる

きょう6日(水)は、前線や湿った空気の影響で、広い範囲で雨が降るでしょう。このため体温を超えるような猛烈な暑さはいったん収まりそうです。
最高気温は近畿から東北できのうより5℃以上低くなる所もあり、35℃以上の猛暑日となる所はほとんどないでしょう。猛暑日地点がゼロなら7月14日以来です。
ただ、それでも九州から関東甲信では30℃以上の真夏日となる所が多く、雨で湿度が高くなるため、かなり蒸し暑く感じられるでしょう。

「熱中症警戒アラート発表なし」は約2か月ぶり

午前5時現在、「熱中症警戒アラート」が発表されているエリアはありません。午前5時に熱中症警戒アラートの発表がないのは、7月1日以来、約2か月ぶりのことです。
ただ、熱中症警戒アラートを発表していない場合でも、周辺の環境や、運動などの行動の内容、体調などによっては熱中症を引き起こす可能性があります。熱中症情報を確認し、行動の目安にするとよさそうです。
きょうのように湿度が高い日は、室内の温度だけでなく、湿度の変化にも気を配り、風通しをよくしたり、除湿したりと、引き続き熱中症対策をしてお過ごしください。

熱中症を引き起こす条件

熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。
1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。
2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。
3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。

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