強い台風14号 週末頃に沖縄に接近のおそれ 暴風域を伴って発達中
2021年9月8日(水)7時30分 ウェザーニュース
2021/09/08 07:32 ウェザーニュース
台風14号(チャンスー)は8日(水)6時現在、フィリピンの東の海上を西に進んでいます。
海面水温が高いことや、風の条件が発達に適していることなどから勢力を強め、日付が変わった頃に「強い」勢力となりました。
このあと今日中には中心気圧が955hPa、中心付近の最大風速が45m/sの「非常に強い」台風になる予想です。週末頃には沖縄に近づき、先島諸島を中心に影響の出るおそれがあります。
沖縄に接近した後の進路は不確実性が高く、北から東よりに進路を変えて日本列島に近づく可能性もありますので、今後の情報に注意をしてください。
▼台風14号 9月8日(水)6時
存在地域 フィリピンの東
大きさ階級 //
強さ階級 強い
移動 西 20 km/h
中心気圧 960 hPa
最大風速 40 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 60 m/s
台風13号はフィリピンを通過して南シナ海へ
台風13号 予想進路
台風13号は9日(木)にかけてフィリピンを通過し、南シナ海に進む見込みです。その後も西に進み、ベトナム方面に達する予想となっています。
▼台風13号 9月7日(火)15時
存在地域 フィリピン
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北西 15 km/h
中心気圧 998 hPa
最大風速 23 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 35 m/s
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風13号の名前「コンソン(Conson)」はベトナムが提案した名称で、「歴史的な観光地の名前」という意味の言葉からとられています。
台風14号の名前「チャンスー(Chanthu)」はカンボジアが提案した名称で、花の名前からとられています。