台風17号(ターファー)発生 三連休は沖縄や西日本で大荒れのおそれ
2019年9月19日(木)16時14分 ウェザーニュース
2019/09/19 16:31 ウェザーニュース
9月19日(木)15時、沖縄の南で発達中の熱帯低気圧が台風17号(ターファー)になりました。
三連休初日に沖縄に接近したあとは東シナ海を北上し、22日(日)〜23日(月)にかけて日本海へ進む予想です。九州など西日本でも大荒れの天気となるおそれがあります。
▼台風17号 9月19日(木)15時
存在地域 沖縄の南
大きさ階級 大型
強さ階級 //
移動 西北西 ゆっくり
中心気圧 994 hPa
最大風速 18 m/s
最大瞬間風速 25 m/s
三連休は台風や秋雨前線の影響で広範囲で雨
沖縄付近では明日20日(金)から22日(日)にかけて台風17号が接近し、大荒れとなることが予想されます。大雨や暴風に警戒してください。
また、台風17号や秋雨前線の影響で、今週末の三連休は日本各地で雨が降る予想です。
特に、西日本では21日(土)から23日(月)にかけて、北日本では23日(月)から24日(火)にかけて、それぞれ大雨となるおそれがあります。雨量が多くなるおそれがあるため、大雨による災害に警戒が必要です。
また、台風の進路に近い九州では暴風のおそれもあるので、飛ばされやすい物を片付けるなど、早めに暴風への対策も行ってください。
三連休後半には、日本海へ進んだあと、北海道方面へ向かう予想になっています。北海道や本州の日本海側も暴風に警戒が必要です。農作物への被害も懸念されます。
各地とも今後の情報に注意し、三連休の予定を調整するなどの対応をご検討ください。
8月・9月は台風の発生が最も多い時期
平年の台風発生数
台風17号は今年9月に入ってから5つ目に発生した台風です。
8月から9月にかけては、台風の発生数が一年のうちで最も多い時期です。今年の秋も、平年並みか平年より多い発生数が予想されています。今後の情報に注意してください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風17号の名前「ターファー(Tapah)」は、マレーシアが提案した名称で、ナマズ科の淡水魚の名前が由来です。