1か月予報 北日本は高温傾向 東・西日本は気温差大 沖縄は熱帯擾乱の動きに注意

2022年10月13日(木)17時31分 tenki.jp

この先1か月は、北日本では気温は平年に比べて高い予想です。東日本と西日本の気温はほぼ平年並みですが、寒気の影響を受ける時期もあり、気温差が大きくなりそうです。沖縄・奄美では熱帯擾乱の動きに注意が必要です。気象庁が発表した、最新の1か月予報です。

北日本は高温傾向 沖縄は熱帯擾乱の動きに注意

気象庁は、きょう13日、1か月予報を発表しました。
この先は、北日本では高温傾向が続くでしょう。東日本と西日本の気温は、ほぼ平年並みの予想ですが、寒気が一時的に流れ込むこともありそうです。気温の変化が大きくなりますので、体調管理に注意してください。また、朝晩は冷えて、これから紅葉を迎える所では、色づきが進みそうです。
天候は、数日の周期で変わり、降水量と日照時間は北日本、東日本、西日本は、「平年並み」の予想です。沖縄・奄美では、熱帯擾乱の影響を受けて、降水量は「多く」、日照時間は「平年並みか少ない」見込みです。

1週目(10月15日〜21日)

週ごとに詳しく天候と気温を見ていきます。
あす14日(金)とあさって15日(土)は、北海道から九州にかけては、高気圧に覆われて広く晴れる見込みです。16日(日)は西から天気が崩れ、18日(火)ごろにかけて広く雨が降りそうです。沖縄・奄美では熱帯低気圧が近づくため、大雨になる恐れもあります。今後の情報に注意してください。この熱帯低気圧周辺の湿った空気が本州付近にも流れ込むため、太平洋側を中心にまとまった雨となる可能性もあります。19日以降は、晴れる日が多くなるでしょう。
気温は、北日本で「平年並みか高い」、東日本と西日本、沖縄・奄美で「平年並み」の予想です。ただ、朝晩は冷えて、一日の気温差は大きくなりそうです。服装で上手に調節なさってください。
この朝晩が冷えることにより、紅葉の色づきは進みそうです。日本気象協会では、紅葉見頃予想を発表しています。紅葉狩りの参考になさってください。

2週目(10月22日〜28日)

天候は、全国的に高気圧と低気圧が数日ごとに日本付近を通過する予想で、天気は数日の周期で変わる見込みです。沖縄・奄美では熱帯擾乱の影響を受ける可能性もありますので、注意してください。
気温は、北日本と沖縄・奄美で「平年より高い」予想です。北日本は寒気の影響を受けにくく、昨年は10月17日に網走や旭川、稚内で初雪の便りがありましたが、今年はこれより遅れるかもしれません。
東日本と西日本は「平年並み」の予想です。ただ、寒気が一時的に流れ込むこともあり、寒い日もあるでしょう。日々の気温差が大きくなりますので、体調管理には注意してください。

3〜4週目(10月29日〜11月11日)

11月に入っても、全国的に気温は、平年並みか高い予想です。11月7日は二十四節気の立冬で、「冬が始まる頃」となりますが、今年は季節の進みは遅くなりそうです。ただ、ラニーニャ現象が続くと予想されているため、この冬は例年より寒くなりそうです。この先は一気に季節が進むことも考えられますので、冬の準備は早めに進めておくとよいでしょう。
天候は、北日本の日本海側では、この時期らしく、湿った空気や気圧の谷の影響で曇りや雨が多くなりそうです。そのほかは、数日の周期で天気は変わるでしょう。北日本から東日本の太平洋側と西日本は、晴れる日が多くなりそうです。
【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方

tenki.jp

「北日本」をもっと詳しく

「北日本」のニュース

「北日本」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ