雨が少なかった九州~関東 約1か月半で降水量5ミリ未満も あすにかけて雨雲発達

2021年11月8日(月)10時29分 tenki.jp

九州〜関東の広い範囲で、10月末から雨の少ない状態が続いていました。特に九州北部は9月末から雨量が少なく、佐賀市や福岡県久留米市などでは「約1か月半の降水量の合計」が5ミリ未満に。一転して、8日月曜午後〜9日火曜は、九州〜関東の所々で雨雲が発達する予想ですので、十分ご注意ください。

九州〜関東 「10日間降水量」が0.0ミリの所も

このところ、九州〜関東の広い範囲で、まとまった雨になっていません。
10月29日〜11月7日の「10日間降水量の合計」を見ますと、九州〜関東では平年比10%未満の所が多くなっています。都市部でも雨の少ない所が目立ち、福岡では0.0ミリ、広島は2.0ミリと平年の8%、大阪は1.0ミリと平年の4%、名古屋は0.5ミリと平年の2%、東京都心は3.0ミリと平年の9%でした。
特に九州北部では、雨の少ない状態が長く続いています。9月23日以降、11月7日までの「約1か月半の降水量の合計」は、福岡県久留米市で2.5ミリ、佐賀市で3.0ミリ、長崎県佐世保市で6.0ミリ、大分県日田市で8.0ミリでした。

8日月曜午後以降 雨雲が発達するおそれ

ただ、この雨の少ない状態は、8日月曜午後以降、解消されるでしょう。九州〜関東では、8日月曜午後から9日火曜にかけて、発達した雨雲がかかりそうです。
今回の特徴は、長く降り続く雨ではなく、「短い時間に雨がザッと降ること」。大気の状態が非常に不安定になるため、あちらこちらでバケツをひっくり返したような「激しい雨」が降り、局地的には滝のような「非常に激しい雨」が降るでしょう。
さらに、雨雲だけでなく、局地的に雷雲も発達しそうです。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に、十分ご注意ください。

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