来週にかけて、おうし座北流星群が見頃に

2018年11月9日(金)20時0分 ウェザーニュース


2018/11/11 12:06 ウェザーニュース

来週11月13日頃に極大を迎えるおうし座北流星群。ただ、この流星群は活動のピークが非常になだらかなので、今週末でも十分に楽しむことが出来そうです。
お住まいのエリアの天気予報を見ながら、来週にかけて最も晴れる夜を選んで流星観測をしてみてはいかがでしょうか?

期待できる流星数は?

★出現期間  10月20日〜12月10日
★ピーク予想 11月13日
おうし座流星群は、毎年11月12日頃ピークを迎える流星群で、今年のピークは11月13日と予想されています。
期待できる流星数は1時間に5個程度とそれほど活発な流星群ではありませんが、今の時期は同じおうし座の領域に放射点を持つおうし座南流星群や、18日極大を迎える予想のしし座流星群も活動期に入っているため、合わせて1時間に10個程度の流れ星が期待できそうです。
今年は11月8日が新月で、その後しばらくは月明かりの影響がほとんどないため、観測条件としては好条件と言えそうです。

おうし座北流星群の特徴は?

(1)スピードが遅い
おうし座北流星群は、他の流星群の流れ星に比べると速度が遅いという特徴があります。現在、活動期を迎えているしし座流星群(出現期間:11月6日〜11月30日)に比べると、約半分くらいのスピードなので、比較的願い事のしやすい流星群と言えるかもしれません。
(2)火球の出現率が高い
観測できる流星数の割に、火球と呼ばれるひときわ明るい流れ星の出現確率が高い流星群と言われています。過去10年では2008年と2015年に、特に多くの火球が観測されたという記録が残っています。
(3)活動のピークがなだらか
おうし座流星群の2018年の極大は11月13日頃と予想されていますが、もともと活動のピークがなだらかな流星群であるため、前後数日間の流星出現数はそれほど変わりません。あまり極大の日にこだわらずに、天気や予定などを考慮して、観測する日を決めるのが良さそうです。


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