台風22号が強い勢力に発達 フィリピンでは300mm以上の大雨に

2020年11月11日(水)10時20分 ウェザーニュース

2020/11/11 10:10 ウェザーニュース

フィリピンの東海上を西に進んでいる台風22号は11日(水)9時に強い勢力となりました。今夜から明日12日(木)にかけてフィリピン・ルソン島に上陸する見込みです。
フィリピンを通過後は南シナ海を西に進んで、またベトナムに上陸する可能性があります。
▼台風22号 11月11日(水)9時
 存在地域   フィリピンの東
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     西 20 km/h
 中心気圧   975 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s

フィリピンでは300mmを超える大雨のおそれ

予想降水量

台風22号が直撃するフィリピンではルソン島の太平洋側を中心に大雨となり、広い範囲で200mm以上の降水量が予想されています。多い所では300mmを超える見込みです。
ルソン島では今月はじめに台風19号が上陸して大きな被害が出たばかりです。再びの大雨で、新たな被害につながるおそれがありますので、現地では厳重な警戒が必要になります。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風22号の名前「ヴァムコー (Vamco)」はベトナムが提案した名称で、ベトナム南部の川の名前が由来とされています。

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