四国 16日は南寄りの風、17・18日は西寄りの風が強まる 交通機関等に注意を

2023年11月16日(木)13時55分 tenki.jp

きょう16日は、日本付近へ進んでくる低気圧に向かって、南寄りの風が次第に強まるでしょう。愛媛県東予東部では「やまじ風」の吹くおそれがあります。また、あす17日からあさって18日にかけては、低気圧が東へ遠ざかるにつれて次第に冬型の気圧配置に変わり、北西から西寄りの風が強く吹き、荒れた天気となりそうです。交通機関などへの影響にご注意ください。

きょう16日は 夜は雨や風が強まり荒れた天気に

きょう16日は、日本付近へと進んでくる低気圧に向かって、南寄りの風が次第に強まるでしょう。このため各地とも雲に覆われ、夜は全般に雨となって、太平洋側を中心に雷を伴って非常に激しく降る所があるでしょう。

また低気圧に向かう南寄りの風が次第に強まる見込みです。愛媛県東予東部では、やまじ風の吹くおそれがあります。やまじ風に注意が必要な時間帯と予想される最大瞬間風速は、
16日夜のはじめ頃から夜遅くにかけて
20メートル以上25メートル未満
となっています。交通機関の障害等にご注意ください。
この他の地域でも、全般に南寄りの風が強まりますので、屋外の飛ばされそうなものは屋内に取り込んでおくなど対策をしておきましょう。
※やまじ風は、岡山県の広戸風、山形県の清川だしとともに数えられる日本の3大局地風(悪風)の一つ。南風が強まると、愛媛県東部にある法皇山脈で風が収束して一気に沿岸部へ吹き降ろし、愛媛県東予東部に大きな被害をもたらすことがあります。

あす17日は冬型の気圧配置へ 瀬戸内側中心に雨が降りやすく、冷たい風に

あす17日は、低気圧や低気圧からのびる前線の影響で、全般に明け方にかけて雨や雷雨となり、太平洋側では激しく降る所があるでしょう。その後はいったん雨はやみますが、低気圧が遠ざかるにつれて次第に冬型の気圧配置となり、上空には寒気が流れ込み始める見込みです。このため、昼頃からは瀬戸内側を中心に寒気に伴う雲が広がり、雨が降りやすくなるでしょう。また次第に北西〜西寄りの風が強まり、夜は冷え込んできそうです。

あさって18日は冬型の気圧配置が強まり、師走並みの寒さに 山地では雪の降る所も

あさって18日は、冬型の気圧配置が強まり、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。このため、全般に低い雲が広がりやすく、瀬戸内側では雨の降る所があるでしょう。標高の高い所では、先週末に引き続き雪の降る所もありそうです。最高気温は、高松・徳島・松山で13度、高知で14度の予想で、師走並みの寒さとなりそうです。また西寄りの風がさらに強まり、身に染みる寒さとなるでしょう。
引き続き交通機関等に注意し、また風を通しにくい暖かい服装でお過ごしください。

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