前線通過による荒天　週末にかけての交通機関の影響予測(11月16日更新)

2023/11/16 15:59 ウェザーニュース

低気圧・前線の通過による雨風、その後の冬型の気圧配置による雪のため、17日(金)から18日(土)は全国的に鉄道や高速道路、飛行機への影響が懸念されます。時間に余裕をもってお出かけください。
19日(日)にかけての気象による影響予測をお伝えします。（11月16日更新）

＜鉄道＞広く遅延や一部運休の可能性

在来線の影響について（今夜〜19日対象）

北海道から中国地方の路線を中心に、広い範囲で遅延や一部運休となる可能性があります。
【新幹線】
北海道新幹線や北陸新幹線では、強風の影響で一部遅延の可能性があります。
【在来線】
北陸や中国在来線など、早いところでは今夜から影響がで始める可能性があります。北日本や東日本では明日17日(金)から、関西圏や瀬戸大橋線では明日の夜から影響がで始める見込みです。特に東北や北陸では影響が長引く可能性があるため、注意が必要です。
ご利用の際は各鉄道会社のホームページなどで最新の運行情報を確認するようにしてください。

＜高速道路＞土曜は西日本でも冬用タイヤ規制

高速道路の影響（今夜〜19日対象）

広い範囲で速度規制となる可能性があります。
九州から中国四国では今夜から、近畿から北海道では明日17日(金)朝から雨や風により速度規制、アクアラインでは強風による通行止めの可能性があります。
18日(土)は東北から中国地方の山沿いや標高の高い区間では、雪による速度規制や冬用タイヤ規制となる可能性があります。この区間を通行する予定がある場合は、事前に冬用タイヤの準備をお願いします。
規制の有無や通行止め情報などは、各高速道路会社から発表される情報を確認してください。
また、一般道でも雨風や雪の影響で視界が悪くなったり、スリップしやすくなるおそれがあるため注意が必要です。

＜航空＞北日本を中心に欠航する便も

飛行機の影響（今夜〜19日対象）

全国的に運航への影響が出る見通しです。
今夜は九州や中国四国の空港を中心に影響が出始め、明日17日(金)は全国的に遅延または条件付き運航となる便が多くなりそうです。上空の風が乱れやすい北海道や東北の空港では、一部の便で欠航が発生する可能性があります。
成田国際空港や羽田空港は17日(金)初便から18日(土)最終便にかけて遅延や条件付き運航の便があるとみられます。
最新の運航情報などは、各航空会社から発表される情報を確認してください。