最高気温　札幌は5日ぶり一桁　東・西日本は小春日和　高知・鹿児島9日ぶり20℃超

20日月曜15時までの最高気温は、北日本では19日日曜ほど上がらなかった所が多く、札幌市は5日ぶりの一桁でした。一方、東・西日本では日差しが気温を押し上げ、高知市や鹿児島市では9日ぶりに20℃を超えました。

最高気温　北日本と東・西日本で　ガラッと変化

20日月曜は、北日本と、東・西日本で、気温の傾向がガラッと変わりました。
15時までの最高気温を見ますと、寒気の影響を受けた北日本では、19日日曜ほど上がらなかった所が多くなりました。札幌市は8.1℃と、5日ぶりの一桁でした。実は、この8.1℃は未明に観測された値で、20日月曜正午の気温は6.4℃と、19日日曜正午の気温11.8℃に比べると、5℃も低くなりました。
また、青森市は8.9℃までしか気温が上がらず、6日ぶりの一桁。仙台市の最高気温は明け方に観測された13.2℃と、3日ぶりに15℃に届きませんでした。
一方、東・西日本では、広く晴れて、日差しが気温を押し上げました。15時までの最高気温は、東京都心は18.0℃と、この時期にしては高い状態が続きました。静岡市は20.8℃と8日ぶりに20℃を超えました。高知市は20.5℃、鹿児島市は21.1℃と、どちらも20℃を超えたのは、9日ぶりでした。

21日火曜　北日本でも日差しが暖かい

21日火曜は、上空の寒気は次第に抜けるでしょう。ただ、よく晴れる所ほど、放射冷却現象が強まるため、朝はグッと冷えそうです。最低気温は、20日月曜と同じか低い所が多い予想です。
一方、昼間は、北日本では20日月曜より気温が上がり、日差しの暖かさを感じられそうです。札幌市は13℃、仙台市は15℃まで気温が上がるでしょう。
東・西日本は最高気温が20℃前後の所が多く、鹿児島市は2日連続して20℃を超える予想です。ただ、朝晩と日中の寒暖差が大きくなりますので、服装で上手に調節してください。

気温と服装の目安

寒がりの方や暑がりの方など、それぞれですが、一般的な気温と服装の目安です。
気温が10℃を下回ると冬のコートが欲しくなります。10℃くらいだと薄手のコート、15℃を超えると、セーターからカーディガンへと、だんだん薄着になっていきます。20℃を超えると、長袖シャツ1枚でも十分です。
お出かけの時間帯の気温に合わせて、服装を上手に選んでください。