札幌は11月として36年ぶりの低温 東京は小春日和も明日は冬本番の寒さ

2023年11月30日(木)15時20分 ウェザーニュース

2023/11/30 15:08 ウェザーニュース

今日30日(木)は強い寒気の影響を受けた北日本で寒く、札幌市の最高気温は11月として36年ぶりの低さになる可能性があります。小春日和となった関東も明日12月1日(金)は気温が下がって、冬らしい寒さになる見込みです。

強い寒気が北日本上空に

北海道上空1500m付近に−12〜−15℃、東北には−9℃前後の強い寒気が流れ込んだため、北日本は昼間も気温が上がっていません。
特に北海道は寒さが厳しく、真冬並みになった所もあります。札幌市の最高気温は15時00分の時点で−3.2℃で、このまま夜にかけて下がらなければ11月としては36年ぶりとなる−3℃以下です。札幌市など北海道道央のウェザーニュース会員からの体感報告では、昼間でも2〜3割の方が「極寒」と回答しています。
寒気の影響が小さい関東や西日本の太平洋側は15℃を上回り、東京都心は11月中旬並みの16.8℃まで上昇しました。日差しの下では過ごしやすい小春日和となっています。

明日は関東なども冬本番の寒さ

12月スタートの明日1日(金)は寒気が今日よりも南下し、西日本、東日本の太平洋側でも気温が低くなります。
関東は雲が多くなるため、今日よりも大幅に気温が下がって、東京都心の最高気温は12月下旬並みの11℃の予想です。今日に比べて6℃も低い上、日差しがほとんどありませんので、体感温度はかなり低くなります。冬物の防寒具が必要なくらいです。
西日本から東海でも15℃を超える所はほとんどなく、北陸や東北は軒並み一桁。北海道は0℃未満の真冬日の所が多くなります。冬らしい空気の冷たさで12月が始まりそうです。

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