週末に強い寒気南下 雪のエリア拡大し全国的に冬本番の寒さに
2024年12月3日(火)18時0分 ウェザーニュース

2024/12/03 18:05 ウェザーニュース
明日4日(水)以降はしばらく冬型の気圧配置が続きます。特に週末は強い寒気の南下が予想され、雪のエリアが拡大する見込みです。晴れる太平洋側も冬本番の寒さとなります。
北陸などで初雪の可能性
明日以降、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置が続き、北日本を中心に寒気が流れ込みやすくなります。週末はその寒気が東日本から西日本の上空にも広がる見込みです。
7日(土)の朝には上空1500m付近で−6℃以下の平地で雪になる目安の寒気が北陸から山陰付近まで流れ込む予想となっています。北海道は断続的に雪が降り、東北の平野部でも雪の所が多くなる見通しです。北陸や山陰では初雪となる可能性があります。
東日本、西日本でも山沿いではまとまった雪となって積もるとみられます。車で移動をする場合は冬用タイヤやチェーンなどの滑り止めが必要になりますので、予定がある方はあらかじめ準備を済ませるようにしてください。
1月並みの寒さの所も

強い寒気に覆われるため、晴れる太平洋側でも気温が上がらず冬本番の寒さとなります。
7日(土)の最高気温は東京都心と大阪市で12月中旬並みの12℃、福岡市は1月中旬並みの10℃までしか上がらない見込みです。仙台市では8℃と一桁の予想となっています。
北西の季節風が強まるため、体感温度はさらに下がるとみられます。8日(日)も同じような寒さの所が多くなりますので、冬用の厚手の防寒具が必要です。紅葉狩りなどお出かけを予定している方は、しっかりと寒さ対策を行ってください。