大阪など関西の空がシマシマ 波状雲が広がる

2020年12月6日(日)11時30分 ウェザーニュース

2020/12/06 11:38 ウェザーニュース

大阪や兵庫など関西エリアの空が縞模様になっています。大阪市池田市では、青空を埋め尽くすように細長い雲が並んでいる様子が撮影されました。
太陽が透けて見えるように、あまり厚みのある雲ではありません。これは波状雲と呼ばれる雲です。

上空3000〜4000mに湿った空気

波状雲は大気の波によって空気が上下に動くことで発生する雲です。雲が発生しやすい湿度や気温の条件が揃っている時に、空気が持ち上げられる所では雲が発生し、引き下げられる所では雲が消えます。そのため、波打つような形の雲になるのです。
今日の大阪や兵庫上空の3000〜4000m付近には少し湿った空気の層があり、風速20m/s前後の西よりの風が吹いています。この風が波打つように流れて、波状雲を創り出したと見られます。
波状雲が厚みを増し、一つ一つが太くなっていくような変化がなければ、この後の天気を崩す心配はありません。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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