北日本は寒さが戻る 北海道は風や雪の強まりに注意

2023年12月10日(日)11時0分 ウェザーニュース

2023/12/10 11:01 ウェザーニュース

今日12月10日(日)の北日本は上空に冷たい空気が流れ込み、昨日9日(土)に比べて大幅に気温が低くなる見込みです。
特に北海道では寒気の影響が大きく、風や雪が強まるため注意してください。

道北や道央の沿岸部は吹雪に注意

今日12月10日(日)は低気圧や前線が東海上に移動し、北日本は冬型の気圧配置となっています。また、降水があれば平地で雪になる目安の上空約1500mで−6℃以下の寒気が東北北部付近まで南下する予想です。
すでに寒気の影響を受けている北海道の、道北や道央の空知・後志地方では朝から雪となっています。沿岸部では風も強く、宗谷岬など所々で20m/sを超える最大瞬間風速を観測しました。
これから今夜にかけても北海道の日本海側では冬の空が続きます。沿岸部では暴風・突風の吹くおそれもあり、吹雪による視界不良に警戒が必要です。積雪の急増にも注意し、雪が強い間の無理な外出は控えてください。

北海道は前日との気温差大

アメダス・気温前日差

また寒気の影響で、北海道では昨日9日(土)より大幅に気温が低くなっています。
10時30分時点の気温は札幌で昨日の同じ時間より7.9℃低い2℃でした。また、小樽で昨日より11℃低い0.1℃、函館では10.4℃低い3℃など各地で昨日よりかなり低く、冬の寒さが戻っています。稚内では昨日より13.7℃も低い-4.2℃となっています。
前日との気温差が大きいため、体調を崩さないようお気をつけください。

東北も午後から冬の体感に

東北や北陸は、朝の気温は10℃前後でそれほどの寒さではありません。しかし、この後は段々と冷たい空気が南下します。
昼間はあまり気温が上がらず、風が冷たく感じられそうです。
また、雲が広がりすっきりしない空で、雨や雪の心配があります。お出かけの際は、寒さ対策に加えて折りたたみ傘をお持ちください。


写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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