日本海側は暴風雪に厳重警戒 仙台など東北太平洋側も本格的な雪に

2022年12月14日(水)16時40分 ウェザーニュース

2022/12/14 16:38 ウェザーニュース

北日本日本海側は強い雪が降り続いています。風も強く、明日15日(木)にかけて暴風雪に警戒が必要です。
寒気が強まり、東北南部太平洋側でも本格的に雪になってきました。路面状態の悪化に十分注意してください。

移動が危険なほどの暴風雪に

上空に強い寒気を伴った気圧の谷が通過して、北日本は日本海側を中心に大雪となっています。特に東北の山沿いで降り方が強まっており、岩手県・北上や山形県・肘折では16時までの1時間に5cmの雪が新たに積もりました。
沿岸部を中心に風も吹き荒れ、瞬間的には25〜30m/sの風を観測しているところがあります。北海道の日本海側や秋田県・山形県の沿岸部には引き続き暴風雪警報が発表中です。
大雪や暴風雪で視界が非常に悪く、移動が危険なところもあります。

太平洋側も雪に変化

14日(水)16時10分頃 宮城県仙台市青葉区

午前中は雨のところが多かった東北南部太平洋側も、寒気の南下に伴って雪になってきました。仙台市では遠くが霞むほどの降り方になっているところがあります。
内陸部では積もり始めたところがあり、今後はさらに路面状態の悪化に注意が必要です。

明日も大雪や暴風雪に警戒を

16日(金)朝までの積雪の予想

明日15日(木)も北日本には強い寒気が居座り、日本海側を中心に大雪や暴風雪が続きます。
特に、異なる方向の風がぶつかり合うJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)がある山形県から新潟県付近の山沿いで積雪急増のおそれがあり、多いところでは明後日16日(金)の朝までに新たに50cm前後の雪が積もる予想です。立ち往生などの交通障害が発生することも考えられますので、冬用タイヤや滑り止め装置を確実に装備し、それでも無理な走行は避けるようにしてください。
平野部も積雪や凍結により路面状態が悪くなります。時間に余裕を持って、安全を第一に行動するようにしてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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