中国地方 きょう(16日)は次第に雨 17日と18日は山陰を中心に大雪の恐れ

2021年12月16日(木)11時50分 tenki.jp

きょうは前線を伴った低気圧が西日本に近づいてくるため、夕方には広く雨が降るでしょう。
雨のあと、あすの午後からあさってにかけては、中国地方の上空に真冬並みの寒気が流れ込む見込みです。
山陰と山陽の北部では強風を伴って本格的な雪が降り、山陽の南部でも雪の舞うところがあるでしょう。山陰と山沿いを中心に大雪の恐れがあるため、車の運転など十分にご注意ください。

16日(木) 午後は西から雨に

高気圧に中心は中国地方から遠ざかり、東シナ海から前線が近づいています。
このため、全般に雲が広がり、山口県や島根県などで雨が降り出しています。
午後は前線上に低気圧が発生し、今夜には四国付近に達する見込みです。
夕方までには鳥取県や岡山県でも雨となり、山陽の南部では雨脚の強まるところもあるでしょう。

17日(金) 山陰と山沿いを中心に大雪の恐れ 風も強まり荒れた天気に

低気圧が日本の東で急速に発達し、西日本付近は等圧線が込み合って、強い冬型の気圧配置に変わる見込みです。午後からは、強い北西の風と共に中国地方の上空1500m付近には-9℃以下の強い寒気が流れ込むでしょう。
山陰と山陽北部では夕方から広い範囲で雪が降り、沿岸部ではふぶくところもある見込みです。
山陽南部でも雲が広がりやすく、山口県や広島県の西部でも雪の舞うところがあるでしょう。午後は大きく気温が下がりはじめ、風も強まって、寒さが厳しくなる見込みです。
山陰や山沿いなど、路面の凍結する恐れがあるため、車の運転は注意が必要です。

18日(土) 厳しい寒さ続く

西日本付近は冬型の気圧配置が続き、上空1500m付近には-9℃前後の強い寒気が居座る見込みです。
山陰と山陽北部では断続的に雪が降りますが、沿岸部では雨やみぞれに変わるところもあるでしょう。山陽は晴れ間も出ますが、引き続き雲は広がりやすい見込みです。
強い寒気の影響で朝晩は冷え込み、日中は真冬並みの寒さが続くでしょう。

雪道の運転はこんなことに注意しましょう

あすの夜から週末にかけては、山陰や山沿いを中心に雪の積もるところが多くなる見込みです。
雪道に慣れた方でも、今シーズン初めてという時には特に慎重な運転が必要になります。
家の周りで雪が積もっていないところでも、内陸部に行くと急に雪道になることがありますので、冬の装備は忘れないようにしましょう。
また、路面が凍結したり、雪が積もっていたりした場合には、急加速や急ブレーキなどを避け、ゆっくりと慎重な運転を心がけましょう。
こまめに気象情報や交通情報を確認し、時間の余裕を持った運転を心がけましょう。

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