北日本は午後に雨・雪が強まる 明日は日本海側で大雪に警戒

2023年12月16日(土)9時30分 ウェザーニュース

2023/12/16 09:15 ウェザーニュース

今日16日(土)は日本海を低気圧が東に進みます。北日本から北陸にかけては午後になると局地的に雨や雪、風が強まる見込みです。
低気圧の通過後は冬型の気圧配置が強まり、日本海側で大雪のおそれがあります。

午後は雨や雪が強まる

日本海西部に発生した低気圧が午後は北日本に近づいてきます。この低気圧の前面は南から暖かな空気が流れ込み、後面は強い寒気を伴っているため周辺は大気の状態が不安定で、雲が発達する見込みです。東北の日本海側や北陸では午後になると雨が降り出し、北海道では雪が強まってきます。
北海道の道南、道央では湿った雪や雨になる所があり、雪が積もっている地域では路面状況が悪化する見通しです。
低気圧の通過前後からは急速に風が強まって、夜は日本海沿岸部を中心に大荒れとなります。寒気の流入によって雨の所も雪に変わってきますので、早めに警戒をしてください。

明日は積雪急増に警戒

明日17日(日)にかけて低気圧は発達しながらオホーツク海に進み、日本付近は冬型の気圧配置が強まります。全国的に北西〜西の冬の季節風が吹きつけ、日本海側の広い範囲で雪になる見込みです。
北海道の日本海側や北陸の内陸部、山沿いなどは活発な雪雲がかかりやすく、短時間で急激に積雪が増加するおそれがあります。峠道などを走行する場合は冬用タイヤの装着に加え、チェーンを準備するなどスタックしないような備えが必要です。寒気が強く、西日本の日本海側でも積もるほどの雪になる見通しです。
また、風が強いため吹雪となり、ほとんど視界の効かない「ホワイトアウト」となる可能性があります。吹雪となっているタイミングでの外出はできるだけ控えてください。
冬型の気圧配置は明後日18日(月)にかけて続く見込みで、大雪や吹雪などに警戒が必要です。

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