広島など、九州〜北陸の各地で初雪を観測 初雪が積雪となっている所も

2023年12月17日(日)9時0分 ウェザーニュース

2023/12/17 09:05 ウェザーニュース

今日12月17日(日)は朝9時までに、広島・熊本など九州〜北陸の11の気象台で初雪が観測されました。
西日本では明日になると寒気の流れ込みのピークを越えますが、21日(木)以降も再び冬型の気圧配置が強まるため注意が必要です。

鳥取では初雪が積雪に 北陸も大雪に注意

上空約1500mで−6℃以下の寒気が本州や四国、九州の大部分を覆ってきました。この強さの寒気は、降水があれば平地でも雪になる目安といわれます。
各地の気象台では、雪やみぞれ(雪まじりに降る雨)がこの冬初めて観測されたことで「初雪」の発表となりました。ほとんどの地域で平年よりも遅い初雪となっています。
広島地方気象台では目視による観測、その他の地方気象台では測器による自動観測(気温・湿度・感雨による自動判定)です。
▼初雪の観測
鳥取地方気象台  平年より12日遅く、昨年より3日遅い
佐賀地方気象台  平年より6日遅く、昨年より15日遅い
長崎地方気象台  平年より6日遅く、昨年より3日遅い
熊本地方気象台  平年より1日遅く、昨年と同日
広島地方気象台  平年より4日遅く、昨年より3日遅い
金沢地方気象台  平年より23日遅く、昨年より3日遅い
富山地方気象台  平年より14日遅く、昨年より3日遅い
福井地方気象台  平年より14日遅く、昨年より3日遅い
徳島地方気象台  平年より1日早く、昨年より1日早い
和歌山地方気象台 平年より1日早く、昨年より1日早い
岐阜地方気象台  平年より4日遅く、昨年より3日遅い
鳥取市では9時の積雪深が3cmとなっていて、初雪がさっそく積雪になっています。このほか、北陸や北日本の日本海側では明日18日(月)にかけて大雪となるおそれがあるため注意が必要です。

寒気の流れ込みは明日18日(月)に一旦ピーク越え

冬型の気圧配置の強まりは今日17日(日)から明日18日(月)がピークとなり、西日本や東日本では今夜にかけて雪の降るところがさらに増える可能性があります。
東日本や北日本を中心に、風も強まり吹雪となるおそれがあります。北日本では暴風雪警報が発表されています。視界不良等に注意してください。
また、鳥取以外でも、初雪がいきなり積雪となる可能性もあります。積雪や路面凍結によるスリップ事故等に注意してください。車を運転される方は、冬用タイヤへの交換やタイヤチェーンの装着など、雪道用の装備をご準備ください。
21日(木)からも寒波が予想されていて、再び西日本を含む広範囲で雪の降る可能性があります。今後の情報にご注意ください。

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