名古屋で初雪を観測 今日だけで15地点目の初雪発表

2023年12月17日(日)15時35分 ウェザーニュース

2023/12/17 15:35 ウェザーニュース

今日12月17日(日)午後、愛知県の名古屋地方気象台で初雪が観測されました。平年より5日早く、昨年より7日早い観測です。
今日はこれまでに、名古屋をはじめ東海・北陸〜九州の15地点の気象台で初雪が観測されています。
西日本では明日になると寒気の流れ込みのピークを越えますが、21日(木)以降も再び冬型の気圧配置が強まるため注意が必要です。

鳥取では初雪が積雪に 北陸も大雪に注意

上空約1500mで−6℃以下の寒気が本州や四国、九州の大部分を覆っています。この強さの寒気は、降水があれば平地でも雪になる目安といわれます。
各地の気象台では、雪やみぞれ(雪まじりに降る雨)がこの冬初めて観測されたことで「初雪」の発表となりました。平年よりも遅い初雪となったところが多いものの、名古屋や松山など平年よりも早い初雪となったところもありました。
鳥取市では初雪が早速地面に積もり、積雪深は最大で4cmとなりました。
▼初雪の観測 12月17日
鳥取地方気象台  平年より12日遅く、昨年より3日遅い
佐賀地方気象台  平年より6日遅く、昨年より15日遅い
長崎地方気象台  平年より6日遅く、昨年より3日遅い
熊本地方気象台  平年より1日遅く、昨年と同日
広島地方気象台  平年より4日遅く、昨年より3日遅い
金沢地方気象台  平年より23日遅く、昨年より3日遅い
富山地方気象台  平年より14日遅く、昨年より3日遅い
福井地方気象台  平年より14日遅く、昨年より3日遅い
徳島地方気象台  平年より1日早く、昨年より1日早い
和歌山地方気象台 平年より1日早く、昨年より1日早い
岐阜地方気象台  平年より4日遅く、昨年より3日遅い
松山地方気象台  平年より2日早く、昨年より2日早い
彦根地方気象台  平年より7日遅く、昨年より3日遅い
大分地方気象台  平年より7日遅く、昨年より3日遅い
名古屋地方気象台 平年より5日早く、昨年より7日早い
※名古屋地方気象台と広島地方気象台では目視による観測、その他の地方気象台では測器による自動観測(気温・湿度・感雨による自動判定)。

寒気の流れ込みは明日18日(月)に一旦ピーク越え

冬型の気圧配置の強まりは今日17日(日)から明日18日(月)がピークとなり、西日本や東日本では今夜にかけて雪の降るところがさらに増える可能性があります。
東日本や北日本を中心に、風も強まり吹雪となるおそれがあります。北日本では暴風雪警報が発表されています。視界不良等に注意してください。
また鳥取以外でも、初雪がいきなり積雪となる可能性もあります。積雪や路面凍結によるスリップ事故等に注意してください。車を運転される方は、冬用タイヤへの交換やタイヤチェーンの装着など、雪道用の装備をご準備ください。
21日(木)からも寒波が予想されていて、再び西日本を含む広範囲で雪の降る可能性があります。今後の情報にご注意ください。

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