寒波はようやく終息も積雪は依然増加 路面悪化や雪崩には引き続き注意

2020年12月21日(月)10時0分 ウェザーニュース

2020/12/21 10:06 ウェザーニュース

今日21日(月)は冬型の気圧配置が西から弱まってきています。先週1週間に渡って継続した寒波はようやく終息したと言えそうです。それでも北陸から北の日本海側では依然として雪の降っている所があり、10時までの6時間降雪は新潟県上越市・安塚で10cm、秋田県湯沢市で7cm、北海道岩見沢市で6cmを観測しています。
新潟県の観測で200cm近い積雪となっている南魚沼市で撮影された様子では、通行路の除雪は行われているものの、積もった雪は郵便受けよりも遥かに高くなっている状況がわかります。

今夜にかけてさらに寒気は後退

21日(月)夜の予想天気図

午後にかけては上空の寒気がさらに後退します。北陸付近まで南下していた上空1500m付近で−12℃のラインは、今夜になると北海道まで北上し、日本海側の雪雲は発達しにくくなる見込みです。
新潟県など北陸では明日22日(火)に、雨や湿った雪が降りやすくなりますので、雪が残っている地域では路面状況の悪化が考えられます。雪が落ち着いた段階で、屋根からの落雪など事故に注意しつつ、できる範囲の除雪を進めおくと良さそうです。また、週末の短い期間で多くの雪が降りましたので、山間部では雪崩にも十分、注意をしてください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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