あす25日以降は大寒波 日本海側は大雪長引く 太平洋側も積雪に

2021年12月24日(金)13時8分 tenki.jp

あす25日から28日頃にかけては列島に強烈な寒波が襲来する見込みです。北海道から九州まで日本海側では広く大雪となり、特に北陸や山陰などで降雪量が多くなるでしょう。日本海側では大雪のピークが長引き、東海や西日本では太平洋側でも平地で積雪になる所がありそうです。

あす25日の午後から日本海側で大雪続く

あす25日以降は日本付近は強い冬型の気圧配置となり、上空にはこの冬一番の強烈な寒気が流れ込む見込みです。日本海側ではあすの午後から大雪となり、長時間にわたって断続的に雪の降り方が強まりそうです。また東海や西日本を中心に太平洋側でも平地で積雪の所があるでしょう。
<予想降雪量(25日正午〜26日正午・多い所)>
北陸地方         60〜80センチ
関東甲信地方、中国地方  50〜70センチ
近畿地方         40〜60センチ
東海地方         20〜40センチ
九州北部地方        5〜10センチ
九州南部          1〜5センチ

26日以降 北陸は24時間降雪量が100センチの予想も

26日以降も日本海側では雪の降り方が衰えることはなく、少なくとも28日頃までは大雪が続く見込みです。特に北陸は積雪が急増して除雪が追いつかなくなる恐れもあります。また、鹿児島県や大阪府、愛知県など普段雪があまり積もらない場所でも積雪の可能性があります。
<予想降雪量(26日正午〜27日正午・多い所)>
北陸地方         70〜100センチ
近畿地方         60〜80センチ
関東甲信地方、中国地方  50〜70センチ
東海地方         30〜50センチ
九州北部地方       10〜20センチ
九州南部          1〜5センチ
交通機関の大幅な乱れや、車のスリップ事故や立ち往生、歩行中の転倒など十分な注意が必要です。

雪に慣れている地域でも車の立ち往生 除雪中の事故など注意

今回の大雪は普段雪があまり降らない地域はもちろん、雪が多い地域でも影響が出ることが予想されます。油断せずにしっかり対策をしましょう。
もしも雪道で立ち往生してしまった場合、一酸化炭素中毒に注意が必要です。
車が雪に埋まったときは、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。やむを得ずエンジンをかけるときは、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。運転前に除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。
また、除雪中の事故にも注意が必要です。
雪下ろし中の事故だけではなく、除雪機による事故が発生する場合もあります。除雪機を使う際は周囲に人がいないかしっかり確認しましょう。

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