冬晴れ関東 1都5県に乾燥注意報 年始にかけ乾燥・晴天 インフルエンザ流行に注意
2022年12月26日(月)11時22分 tenki.jp
きょう26日、関東北部の山沿いでは雪が降っていますが、平野部では広い範囲で冬晴れとなり、広い範囲に乾燥注意報が発表されています。この先、年始にかけて乾燥した晴れの天気が続く見込みです。年末年始に向けてインフルエンザの流行が懸念されています。しっかり対策を。
関東の1都5県に乾燥注意報発表中
きょう26日、関東北部の山沿いでは雪が降っていますが、平野部では広い範囲で冬晴れとなっています。
午前11時現在、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県の1都5県に乾燥注意報が発表されています。
午前11時までの最小湿度は小田原市で21%、横浜市27%、東京都心で32%など関東南部ほど低くなっています。
関東地方 年始にかけて冬晴れ続く
この先、年始にかけて乾燥した晴れの天気が続く見込みです。
31日(土)の大晦日にかけて、年の瀬らしい寒さが続くでしょう。元日は少し寒さが和らぎそうです。
空気の乾燥が続くため、ウイルスが蔓延しやすくなります。
厚生労働省が23日に発表した情報によりますと、12日(月)〜18日(日)の1週間の定点医療機関当たりの患者報告数は、東京都など1都5県で流行期入りの目安となる1を超えていて、すでに関東で「流行期入り」しているとみられます。
年末年始に向けてインフルエンザの流行が懸念されていますので、手洗い、うがいなどで万全な対策を行ってください。
空気が乾燥 インフルエンザに注意
湿度が低くなると、ノドの粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザにかかりやすくなります。インフルエンザを予防するには、次のようなことを心がけてください。
① 外出時はマスクを着用し、人の多い所への外出を控えましょう。高齢者や慢性疾患を抱えている方、疲れ気味、睡眠不足の方は、特に注意が必要です。
② 外から帰ったら、手洗いやうがいをしましょう。インフルエンザだけでなく、一般的な感染症予防のためにも、おすすめです。
③ 室内では、加湿器などを使って、適度な湿度(50〜60%)を保ちましょう。
④ 栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠をとるよう、心がけましょう。体の抵抗力を高めることができます。
それでも、インフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、十分な休養や水分をとり、早めに医療機関を受診してください。