2週間天気　次は「年越し寒波」　初日の出は太平洋側で　ただし登山は再検討を

2021年12月28日（火）12時6分　tenki.jp

次は「年越し寒波」が襲来。30日(木)の夜から再び強い寒気が流れ込む見込み。日本海側では再び、大雪や大しけ、大荒れとなるおそれ。初日の出は太平洋側で見られる所が多いものの、ご来光目的の冬山の登山は再検討を。

29日(水)〜31日(金)

あす29日(水)は冬型の気圧配置が緩み、日本海側ではいったん雪のやむ所が多いでしょう。ただ、昼頃からは北海道と東北では雪や雨、北陸では雪よりも雨の所が多い見込みです。積もった雪に雨が浸み込んで、路面状況が悪化したり、なだれや屋根からの落雪が発生しやすくなります。家の軒下などには入らないようにしてください。
30日(木)は気温が上昇し、晴れる太平洋側では最高気温が15度くらいまで上がる所もあるでしょう。束の間のぽかぽか陽気になりそうです。
ただ、夜には本州付近の上空には再び強い寒気が流れ込む予想です。北海道と東北の日本海側、北陸を中心に再び雪や吹雪となりそうです。夜間、帰省など移動を予定されている方は十分にご注意ください。

初日の出はどうなる?

1月1日(土)は、北海道と東北の太平洋側の一部、関東から九州にかけての太平洋側を中心に晴れて、初日の出が拝めそうです。ただ、厳しい寒さとなりますので、寒さ対策を万全にしてください。東海や近畿では太平洋側でも雪雲の流れ込むところがあるでしょう。
北海道と東北の日本海側、北陸から山陰は雪の降る所が多くなりそうです。さらに積雪が増え、風も強まり吹雪になる所もあるでしょう。山岳は猛吹雪になりそうです。気温も氷点下10℃以下で、体感も想像以上にかなり低くなり、万が一の場合は、命に関わることもあります。ご来光目的など、この年末年始に登山を計画されている方は、再度見直すことを検討してください。