特注照明のエキスパート・長谷川雅紀(株式会社レガレリーア)がこだわる、国内製造への取り組みと展示会開催に至る想い

2024年1月17日(水)10時0分 PR TIMES STORY

株式会社レガレリーアは、1台からオーダー照明を担う特注照明専門メーカーです。

特注照明エキスパート・長谷川雅紀が代表を務め『プレゼントをする様に丁寧に仕事をし製品を届ける』という企業理念のもと、デザイナーによる「こんな照明が作りたい」というイメージを様々な素材や技術を組み合わせることで実現しています。

受注生産品である特注照明作りは安心安全そしてクオリティが高いことが重要だと考え、それを実現する為には国内製造にこだわるべきと活動を続けています。

受注生産というスタイルで普段はデザイナーや依頼企業の裏方として活動する企業が展示会を開催しました。

オリジナル自社製品を持ち合わせていない企業が、なぜ展示会を開催するに至ったのか。

その裏側と今後の展開を私、長谷川が説明します。

贈り物のように丁寧な製品を届けたい。特注照明のエキスパート・株式会社レガレリーア

レガレリーアは、「プレゼントをする様に丁寧に仕事をし製品を届ける」との思いを込めたギフトを意味するイタリア語「レガーロ」から来ています。

その言葉通り丁寧な仕事、安心安全な商品作りを意識しクオリティの高い照明を作るメーカーとして活躍しています。

照明器具の見積、設計、品質管理、品質保証、現場設置まで対応し、時には他社メーカーのサポート、照明製作に関するコンサルティングも行います。

特注照明のエキスパートとして、普段はデザイナーや依頼企業の裏方として活動しています。

依頼内容は、1台から100台単位での案件に対応、それぞれに合わせた作り方を検討し製品化しています。

どの様に設計したら工場が作りやすいか、どうしたらデザイナーの意図を活かしつつ形に出来るか、オーナーが運用する中でメンテナンスがしやすいかどうか、全ての要点を抑え設計し作ることにこだわっています。

創業の経緯。伝統的な職人技と最新の工業技術の融合で新しいモノ作りを。

私は、独立以前は照明器具メーカーに9年務め、受注生産品である特注照明に関しては、現在に至るまで約15年携わっています。

サラリーマン時代から、既製品と違い一発勝負の特注照明を安心安全な製品としてクオリティ高く作るためには、国内製造であることが重要だと感じていました。

パートナーとなる工場と事細かに打合せが出来、何かあれば直ぐに駆けつけられる事で既製品とは違うクオリティで商品提供が出来ると考えました。

それと共に活動の中で思いがけない素材を見つけたり、伝統的な職人技と最新の工業技術を組み合わせたりすることで、国内でしか作れないモノ作りが出来ると考えるようになりました。

SDGsの観点からも、安ければ良いという大量生産時代から必要なモノを必要なだけ製造する流れは食品やアパレルでも注目されており、これからは照明も大量生産から必要な数だけ作る受注生産を取り入れる時代へ変わると見込んでいます。

受注生産だからこそ、クオリティの高いこだわりある照明が作れ、ホテル・商業施設や居住空間に合わせたオリジナル照明だからこそ他社との差別化が狙えるメリットもあります。

そこで、今まで培った経験による自分が出来る事と今後自分がやりたい事を考え、独自の理念を持った特注照明専門メーカーとして独立することにしました。

新たな素材や技術、そして人との出会いがきっかけ

デザイナーのイメージを形にする特注照明を実現する為には、様々な素材や技術を理解し、現場でどの様に使われるかまで想像出来る経験とノウハウが必要となります。

そのため、自分から素材や技術を学ぶ必要があり、相談出来る企業や職人がいなければ形になりません。

そこで活動の一つとして、全国各地照明に使えそうな素材や技術を見つけては訪問を続けています。

直接訪問することで、モノ作りの知識が増えると共にそれぞれの企業や職人が何が出来て何が出来ないのか、他の素材や技術と組み合わせたらどうなるか、見えてくることも多く常にアップデートし続けています。

そんな中で出会ってきた素材メーカーや職人も自分たちの商品をどうしたら扱ってもらえるか分からないと相談頂く事もあり、私のポジションで紹介出来ないか考えていました。

面白い素材や技術をデザイナーへレポートとして紹介する事もしていましたが、中々形になることはありませんでした。

私自身の仕事も受け身の仕事が殆どだったため、その辺も改善したいと検討している際に、様々な人に相談したところ、展示会を開催し、特注照明エキスパート・長谷川雅紀として表に立つことを提案されました。

しかし自社製品を持たない私がどの様に展示会をしたら良いのか?

検討を重ねた結果、過去作らせてもらったホテル照明と共に今まで出会った素材・技術を活かし、照明デザインに落とし込むことで、特注照明エキスパートとして出来る事、日本には面白い素材・技術があり、国内製造を意識してもらえる事が出来ると考えました。

展示会を開催するにあたり先ず行ったこと

展示会を開催するにあたって先ず行ったのは、昨年オープンしたホテル「五島リトリートray」の照明のご依頼を頂いた橋本夕紀夫デザインスタジオさんへ相談に伺わせてもらいました。

そもそもホテル物件対応の為に作った商品を展示会で展示して良いか?

見積依頼を頂いた際の資料や製造工程などを公開して良いか?

これが展示出来るか出来ないかで、弊社の活動を理解してもらえるかどうかも大きく変わります。

通常では表に出ることのない資料や商品を一般公開したいと相談させて頂いたところ、快く承諾して頂き、展示会を開催する事を決断しました。

次に行ったことは、今回扱いたいと思った素材を扱う企業へ訪問する事でした。

実は、今回展示会で商品化した素材や技術の殆どが初めて取り扱うモノでした。

以前から、連絡を取り合っており顔見知りではありましたが、機会がなく一緒に商品作りをしたことがなかったためです。

今回は、そもそも販売するための商品作りではないため、一緒に展示会に向けてモノ作りをしてもらえるのか?

裏話として、忙しい時期という事もあり、お断りされた企業もありました。

そこで相談と共に工房も拝見させてもらい、何が出来て何が出来ないのか?を理解することから始めました。

そして、そこから今までどこも作ったことが無い様なモノ、そこからデザイナーが新たな発想に発展させたくなるような商品作りを心掛け企画をしました。

準備期間中にお世話になったガラス会社が倒産

展示会の準備も順調に進んでいる中、ガラスを使う照明を作るたびに相談させて頂いていたガラス会社が倒産してしまう事件が起きてしまいました。

正直、自分にもっと発信力があればと思う気持ちと、自分だけでは日本のモノ作り企業の未来を何とかする事が出来ない事実を再確認しました。

今回の展示会を開催する理由の一つでもある、日本のモノ作り業界の衰退・高齢化など昨今取り上げられる様々な問題を目の当たりにし、少しでも解決したいという思いからなので、展示会への想いがより増しました。

展示会「縞(CROSS OVER)」開催。モノ作りへの想いから広がるメッセージ

今回この展示会のテーマを「縞(Cross Over)」とし、デザインがあり、様々な素材、技術、それぞれ組み合わせることで形になる特注照明を表現しています。

展示会では、ホテル照明と共に、伝統工芸とアーティストを組み合わせた照明、リサイクルガラスを使ったSDGs照明、日本特有の折り紙技術を使った照明、置物として愛でたくなる様な磁器照明など多種多様な照明を展示させて頂きました。

テーマを体現する様に、日本には面白い素材・技術が多くあり、それらを照明デザインに落とし込む事で何が出来るのか?

特注照明の可能性と国内のモノ作りへの意識を強めて欲しい想いを込めた展示会とさせて頂きました。

ホテル照明が雑誌の表紙に抜擢される

展示会1カ月前に業界誌の商店建築さんより出版された「Commercial Space Lighting vol.8」にて五島リトリートrayさんで作らせて頂いた照明を表紙に使って頂いたことをきっかけに、急遽展示会でトークイベントも企画させて頂きました。

ホテル照明を作った際、デザイナーがどんなポイントを大事にしていたのか、モノ作り側の弊社がどの様に考えて完成させたのか、今回表紙に抜擢して頂いた編集長をモデレーターとして招き普段表に出ない話を聞いて頂きたく場を設けさせて頂きました。

私としても初めての試みで、特注照明というモノが何なのか、どの様に考えて作られるのか、知っていただく良い機会になったと思います。

YouTubeライブにて生配信もさせて頂き、現在もYouTubeで見て頂けるので是非見て頂きたいです。

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展示会を終えて見えた、驚きの連続。繋がりで生み出す人の願いを見つけに

展示会を終え、振り返った際に、達成感と共に新しい課題も見えてきました。

今回の様に、自身で発信することが初めての試みで全く来て頂けないかと思っていましたが、沢山のお客様に来て頂き、今まで出会えなかったお客様と通じることが出来ました。

通常の営業活動と違い、興味がある方が自ら来て話を聞いて頂けたことは、私自身を知って頂けると共に、今まで思いもしなかった市場がある事も知ることが出来ました。

実際、今回の展示会の為だけに作った商品ですが、とても評判が良く商品化しないと勿体ないと言って頂ける事が多く、現在販売する事も検討しています。

まさか私自身が企画した照明に需要があるなんて思いもよらなかったので、今回のお客様の反応には驚きでした。

この様に私が面白いと思った素材や技術を照明に落とし込み商品化することで、日本のモノ作りのアピールにも繋がり、デザイナーの発想の種に繋がります。

弊社としても在庫を抱えず注文を頂いてから製作が出来るので、デメリットも少なく良い事づくめだと気付きました。

お客様が作りたいモノを作るだけでなく、お客様が必要とする事は何かを考え、自身から発信したり参考になるモノ作りを発信することで、新しい発想が生まれる事を今回身に染みて感じる事が出来ました。

私自身だけでは、何かを生み出すことは出来ないですし、活動することは出来ません。

デザイン・素材・技術を組み合わせる特注照明と同じく、人も様々な人と繋がる事でやれる事が増え、様々な可能性が広がる事を今回の展示会を通して実感しました。

特注照明エキスパートとして何が出来るのか、まだまだ模索していかなければなりませんが、今後も新しい素材や技術、そして人と繋がる努力は続けたいと思います。

株式会社レガレリーア

代表取締役 長谷川雅紀

特注照明エキスパート

<問い合わせ>

info@regaleria.jp

■Instagram

https://www.instagram.com/regaleria_hasegawa/

■X(旧Twitter)

https://twitter.com/masa_regaleria

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「こんな照明が欲しい」を形にします。

デザイナーによるイメージを様々な素材や技術を組み合わせることで実現します。

日本国内には沢山の伝統技術・最新技術・素材があり、それれをデザインと職人の技の組み合わせで無限にオリジナル照明を作ることが出来ます。

弊社の設計力・ネットワーク、安心安全なモノ作り能力により、そのお手伝いをさせて頂きます。

<service>

  • ホテル・飲食店・商業施設などさまざまな空間に必要とされる特注照明の設計・製造・販売・設置まで対応
  • プロダクトデザイナーなど新規照明を作るお手伝い
  • 照明設計構造に関するコンサルティング
  • 日本各地の素材を探索、照明へ活かす研究

<主な実績>

  • スイスホテル南海大阪
  • メルキュール銀座
  • アニヴェルセル表参道
  • hotel sou
  • フサキリゾート
  • Duo Veel
  • 焼肉トラジ
  • 五島リトリートray
  • 松下IMPビル

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