EAファーマとContreaが消化器疾患における患者説明動画制作事業で業務提携

2024年1月18日(木)14時16分 PR TIMES

〜患者エンゲージメント向上と医療従事者の業務効率改善との両立を目指して〜

消化管領域のスペシャリティ・ファーマであるEAファーマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 籔根 英典、以下「EAファーマ」)と、医療者と患者さんをつなぐ外来DXプラットフォーム「MediOS(メディオス)」を提供するContrea株式会社(東京都渋谷区、代表取締役CEO:川端 一広、以下「コントレア」)は、この度、患者エンゲージメント向上と医療従事者の業務効率改善を目指し、「MediOS」の一機能である説明動画機能の共同制作を目的とした業務提携を開始することをお知らせします。

[画像1: https://prtimes.jp/i/62517/20/resize/d62517-20-f647922411a962ae701a-2.png ]


消化器疾患や検査における説明動画の意義について


消化器疾患や検査における患者さん向けの説明動画は、患者エンゲージメントの向上と医療従事者の業務削減において大きな価値を発揮します。

■ 患者エンゲージメントの向上
近年、患者さんが自身の医療体験(施行される検査や治療)に対する関与度を高めることで、患者中心の医療が推進されることに注目が集まっています。このような患者エンゲージエントの向上により、提供される医療の質が高まり、より良いアウトカムを促進することが期待されています。(1)

患者エンゲージメント向上に必要な要素として、患者さんと医療従事者の知識の非対称性の解消や、患者さん自身の価値観を重視して共同で医療方針の意思決定が行われるSDM(Shared Dicision Making)などがあります。
医療従事者と患者さんの間に存在する知識の非対称性の改善や、行われる検査の内容・合併症・前処置を正しく理解することはこれからの医療にとって必要不可欠な要素であると言えます。

しかしながら、限られた外来診察の時間のみでは、患者さんは自身の疾患の病態や検査・治療の方針を完全に理解するのは難しいのが現状です。
今回のEAファーマとコントレアの協働では、患者さん向けの疾患や検査、治療の説明動画を制作します。
患者さんは自身の病状や治療の選択肢について理解を深めた上で診察に臨むことができ、理解度や納得度の向上が期待できます。
理解度や納得度の向上は、治療意思決定への関与度の増加という形で患者エンゲージメントの向上に寄与し、患者さんを中心とした医療の実現への第一歩となります。

■ 医療従事者の業務効率改善
消化器内科では胃カメラ・大腸カメラによる検査や治療が日夜行われており、日本の大病院では年間 2万件以上に及びます。(2)
検査や治療はただ行うだけでなく、患者さんへの事前の説明と同意(インフォームド・コンセント)が必須です。大規模病院では説明業務だけで1日に50件以上行う必要があり、ただでさえ多忙を極める医療従事者の業務負担となっています。

今回、制作する消化器内科動画コンテンツにより、患者さんは自身が受ける検査や治療の説明を理解した状態で診察室に訪れるので、医療従事者の説明時間を大きく削減することが可能になります。

これまでコントレアは、日本各地の医療機関で動画による外来説明時間の削減を達成して参りました。
導入事例URL:https://medios.guide/case

EAファーマとコントレアは、今回の業務提携において、患者エンゲージメントの向上と医療従事者の業務削減の両立を目指して参ります。

提携業務内容(予定)


主な活動:下部消化管内視鏡の検査・処置における患者さん向け説明動画の作成
リリース時期:2024年2月頃

EAファーマ株式会社について


[画像2: https://prtimes.jp/i/62517/20/resize/d62517-20-52c972bead9d3bab92f2-0.png ]

エーザイ株式会社の消化器事業子会社であるEAファーマ株式会社は、エーザイグループが60年以上取り組んでいる消化器事業と、アミノ酸をコアとする味の素グループの消化器事業が、2016年4月に統合して設立された、研究開発、生産物流、営業・マーケティングのフルバリューチェーンを有する消化器のスペシャリティ・ファーマです。

会社名:EAファーマ株式会社
代表者:代表取締役社長 籔根 英典
所在地:東京都中央区入船二丁目1番1号
設立日:2016年4月1日
会社HP:https://www.eapharma.co.jp/

Contrea株式会社について


[画像3: https://prtimes.jp/i/62517/20/resize/d62517-20-2dff10d54a5a8d726d4b-1.png ]

Contrea株式会社は外来DXシステム”MediOS(メディオス)”の開発・運営を通じて、医療従事者の業務効率化と患者エンゲージメント向上の両立を目指す企業です。
動画説明・電子同意書・電子問診などのサービスを展開し、全国各地の医療機関にて採用されています。
「Forbes JAPAN1月号」(2023年11月25日発売)にて「2024年注目の日本発スタートアップ100選」に選出。
会社名:Contrea株式会社
代表者:代表取締役CEO 川端一広
所在地:東京都渋谷区代々木1-30-14 代々木ANNEX 013
設立:2020年1月23日
事業内容:医療者と患者さんを繋ぐプラットフォーム『MediOS』の開発・運営
会社HP:https://www.contrea.jp/

出典


(1) N. Clavel, et al. Health Expect. 2021 Dec; 24(6): 1924-1935.
(2) 国立研究開発法人国立がん研究センター 内視鏡科消化管内視鏡 HPより https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/clinic/gastrointestinal_endoscopy/050/index.html

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