劇作家・演出家「つかこうへい」の知られざる時代を描き出す決定版評伝『つかこうへい正伝II 1982-1987 知られざる日々』発売(1/18)。

2024年1月18日(木)15時17分 PR TIMES

株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『つかこうへい正伝II 1982-1987 知られざる日々』(長谷川康夫 著)を2024年1月18日に発売いたします。

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劇作家・演出家「つかこうへい」の知られざる時代を描き出す決定版評伝


『熱海殺人事件』『蒲田行進曲』『いつも心に太陽を』などで知られ、1970-80年代に「つかブーム」を巻き起こした劇作家・演出家つかこうへい。
本書は、つかの若き日からブーム頂点での劇団解散までを描いた『つかこうへい正伝 1968-1982』(講談社ノンフィクション賞、新田次郎文学賞ほか受賞。新潮社刊)の続編にあたる。
本書が描き出すのは、つかこうへいの80年代。82年の劇団解散から、89年の「演劇活動再開」までの期間は、つかの年表でもこれまであまり顧みられることがなく、いわば空白の期間となっていた。
この期間、最もつかと行動を共にしていた著者が、80年代のつかの姿——映像作品にかける日々、大竹しのぶとの口立て稽古、沖雅也との関係、祖国・韓国での『熱海殺人事件』公演など、初めて明らかとなる事実を活き活きと描き出す。

さらに特別付録として、「つか芝居」を彩った風間杜夫、平田満とつかこうへいの演出・エピソードを語り尽くす座談会、つかの愛娘・愛原実花との対談、さらに巻頭には、未公開写真を中心とする写真集を収録した、必携の決定版評伝である。

目次


第1章:「つか芝居」とは何だったのか
第2章:解散に向けての討ち入り——『つか版・忠臣蔵』
第3章:映像に残るつか芝居——『かけおち‘83』
第4章:新たな時代へ
第5章:祖国での奮闘——『ソウル版・熱海殺人事件』
第6章:出発のとき

座談会:役者が語る つかこうへい:風間杜夫、平田満、長谷川康夫
対談:娘が語る つかこうへい:愛原実花、長谷川康夫
口絵:カメラが捉えた つかこうへい 斎藤一男写真館

著者略歴


長谷川康夫(はせがわ・やすお)
1953年、札幌市生まれ。演出家、脚本家。早稲田大学入学後、劇団「暫」でつかこうへいと出会う。『いつも心に太陽を』『広島に原爆を落とす日』『初級革命講座飛龍伝』『蒲田行進曲』など一連のつか作品に出演。「劇団つかこうへい事務所」解散後は、演出家、脚本家として舞台・映画作品を発表。2005年『亡国のイージス』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。近年の作品に『あの頃、君を追いかけた』(監督、2018年)、『空母いぶき』(脚本、2019年)など。つかこうへいの若き日々から“つかブーム”までを徹底した取材で描き出した評伝『つかこうへい正伝 1968-1982』(新潮社、2015年)で講談社ノンフィクション賞、新田次郎文学賞、AICT 演劇評論賞を受賞。

書籍概要


書名 :つかこうへい正伝II 1982-1987 知られざる日々
著者 :長谷川 康夫
発売日:2024年1月18日
判型 :四六変
頁数 :408ページ
定価 :3,300円(税込)
発行元:株式会社大和書房 https://www.daiwashobo.co.jp

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