日本通運「NX西京極倉庫」で倉庫自動化ソリューション「Skypod」を導入
2025年1月28日(火)12時46分 PR TIMES
NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:堀切 智)のグループ会社、日本通運株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:竹添 進二郎、以下「日本通運」)、株式会社IHIのグループ会社である株式会社IHI物流産業システム(所在地:東京都江東区、代表取締役社長:川田 基浩、以下「IHI物流産業システム」)、仏Exotec SASの子会社であるExotec Nihon株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役アジアパシフィック地域社長:立脇 竜、以下「Exotec」)は、Exotecが開発した「Skypod(R)」(倉庫のピッキング・仕分け作業を自動化・効率化する倉庫自動化ソリューション)を日本通運のNX西京極倉庫で導入し、このたび稼働を開始したことを発表します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89117/222/89117-222-97b2287428670418fc2c7b8a2b67d12b-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]日本通運 NX西京極倉庫外観
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89117/222/89117-222-e6c67f29b80cc526fb0edaac5266362c-3504x2336.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]今回導入したSkypod[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89117/222/89117-222-4000659547680d8c796eeb4619ebcef6-3504x2336.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]今回導入したSkypod
日本通運NX西京極倉庫は、自動車部品や精密機械部品の保管、仕分け、出荷を行うパーツセンターです。これまでのオペレーションは属人的な作業が中心となっており、人手不足が課題となっていました。IHI物流産業システムとExotecが提供する「Skypod」は、ロボットが自動走行し対象品を作業者の元まで搬送することで、保管効率と入出庫能力を高めた3次元ピッキングシステムによる倉庫自動化ソリューションです。「Skypod」を導入することで、作業コストの削減と安定した作業品質を実現可能な点が評価され、採用に至りました。今後は、高い作業効率により荷主の利益を生み出す倉庫として稼働すると同時に、日本通運の物流効率化に対する取り組みを周知するショールームとしても活用する予定です。
日本通運は、持続可能な物流の実現に向けて、オペレーション効率化・リソース(人・マテハン・ロボットなど)の最適化に取り組んでいます。今後ますます社会に大きな変革をもたらすと考えられる最先端技術を取り入れ、物流システムや現場改善に活用しています。
IHI物流産業システムとExotecは、2021年よりお客さまの課題解決とビジネス成長への貢献を目的として、戦略的パートナーシップを結んでいます。IHI物流産業システムは、自動倉庫、ロボティクスなどの先進技術を組み合わせた自動化・省人化設備のラインアップにより、総合的な物流ソリューション提供に取り組んでいきます。Exotecは、倉庫自動化ソリューション「Skypod」を主軸に、従来の倉庫運営を革新し、物流をコストセンターからプロフィットセンターへと転換する取り組みを推進しています。
3社は今後もサプライチェーン視点での全体最適化に取り組み、物流を通じてお客さまのビジネス成長を強力に支援してまいります。
【導入概要】
1)施設名:日本通運 NX西京極倉庫
2)所在地:京都市右京区西京極南庄境町1番
3)床面積:11,694平方メートル
4)ラック:1,152棚
5)ロボット:6台
6)主な用途:1.荷物ピッキング、仕分け
2.倉庫内作業自動化ソリューションショールーム
【各社コメント】
日本通運株式会社 関西アカウントセールス部執行役員 岡本 俊一
「「半導体供給の不安定化」「2024年問題によるトラックドライバーの労働時間規制」「人口減少などによる人手不足」等は年々深刻化しており、優先的に取り組むべき課題であります。この度、自動化において高い実績を誇る「Skypod」の導入にあたり、実現にご尽力頂いたIHI、Exotecには大変感謝申し上げます。弊社は部材倉庫や、物流センターのより効率的な運用と、DX化を加速させ、サービスレベルの向上とトータルコストの削減を目指します。今後も最新のテクノロジーを駆使し、各お客さまの事業拡大をサポートしてまいります。」
IHI物流産業システム取締役 関 雅美
「弊社がこれまで多くの物流現場で培ってきたシステムインテグレート力を活かして、今回、日本通運がDX化を推進されている関西の重点拠点、NX西京極倉庫に「Skypod」を納入させていただいたことを非常に喜ばしく思います。納入した設備はお客さまの事業拡大に向けた倉庫自動化ソリューションであると同時に、日本通運のお客さまに向けたショールームとしても活用いただきます。弊社は「Skypod」だけでなく、周辺設備も含めたトータルソリューションをご提案し、今後もお客さまの課題解決に貢献してまいります。」
Exotec Nihon代表取締役 立脇 竜
「業界に先駆けて事業のDX化を強力に推進されている日本通運に「Skypod」を採用いただけたことを、大変光栄に思います。IHI物流産業システムとの協業により、本プロジェクトを通じて日本通運の物流効率化と自動化を実現できたこと、またお客さまに対しても、これからの物流における新たな価値を提供できることを嬉しく思います。さらに、同施設は日本通運の荷主さまに向けた倉庫自動化ソリューションのショールームとしても活用され、当社の先進技術が荷主さまにもたらす利点について実際にご体感いただけるハイブリッドな機能を有します。当社は、今後も3社のパートナーシップを一層強化し、倉庫自動化による物流全体の効率化・最適化を支援することで、ビジネス成長に貢献してまいります。」
【NXグループについて】
NXグループは、1937年の創立以来、モノを運ぶことを通じて人・企業・地域を結び、社会の発展と共に歩んでまいりました。世界57の国と地域に約78,000人の従業員を有するグローバルロジスティクスカンパニーとして、陸・海・空の輸送モードと倉庫・ITを駆使し、高品質なロジスティクスサービスを提供しています。NXグループの企業メッセージ「We Find the Way」は、どんな状況でも最善の方法を見つけ出し、必ずやり遂げるという私たちの強い意志と自信を表しています。モノを運ぶだけではなく、お客さまの未来をともに創造するパートナーとして、持続可能で環境に配慮したサプライチェーンソリューションを提供しています。
詳しくは会社HP (https://www.nipponexpress-holdings.com/ja/) をご参照ください。
【IHI物流産業システムについて】
IHI物流産業システムは、物流機器、FA機器ならびに産業機械をトータルで手掛けるソリューション提供企業です。物流事業における保管、仕分け、ピッキング、搬送のハード機器に加え、それらを最適に制御する情報システムまで幅広いトータルソリューションの実績があります。また、近年は物流設備にとどまらず、従量課金制による自動倉庫のシェアリングなどのサービスモデルを構築し、お客さまの課題解決に向けた新たな物流ソリューションの提供に取り組んでいます。
詳しくは会社HP(https://ihi-logistics.com/)をご参照ください。
【Exotecについて】
Exotecは、世界的な倉庫自動化ロボティクス企業であり、世界最大手のブランドのビジネスを支援しています。革新的なハードウェアと高度なソフトウェアを融合させることで、作業効率や回復力の向上を実現し、倉庫内作業者の労働条件を改善するべく洗練された倉庫ロボティクスを提供しています。Gap Inc.、Carrefour、Decathlon、UNIQLOを含む50以上の業界のリーディングブランドに採用され、世界中の100以上のお客さま拠点でオペレーションを改善しています。
詳しくは Exotec.com(https://www.exotec.com/ja/) をご参照ください。