感性で創造する、デザイン。ハワイやニューヨークで展開、ジュエリーブランド発のデザイン会社BLANC COCOが描くストーリー

2024年2月14日(水)20時31分 PR TIMES STORY

Blanc coco(ブランココ)は、東京生まれ東京育ち、アメリカ在住のデザイナーYuが立ち上げた大人の女性らしさを追求するジュエリーブランドです。2014年、たったひとりのデザイナーの想いによって生まれたジュエリーブランド「Blanc coco(R)」は、多くの出会いによって成長し、ハワイから本格始動しました。

Yuの感性から生み出される洗練された表現力が評価され、これまでジュエリーのみならず、日米において、さまざまなデザインを創り出してきました。ハワイをはじめニューヨーク・東京・ロサンゼルスでも活動しています。

YuとBlanc cocoの物語を、お伝えさせてください。

東京とアメリカで展開する、Blanc coco。始まりの物語

2014年に生まれたジュエリーブランド「Blanc coco(R)」。しだいに近くで支える仲間が増え、デザインワークを中心とした「 Blanccoco Design(R)」として、2019年から現在の少数精鋭のチームができあがりました。

そして、2023年10月、「世界のどこにいても、私たちは強くやさしく在れる」を経営理念に、デザイン会社(株)BLANC COCOを設立。Yuとチームメンバーが持つ、大手企業やグローバルなファッションブランドでの豊富な経験に基づいたトータルな企画デザイン、カタチにするまでの一貫したデザインコンサルを強みとして、活動しています。

Blanc cocoには、Yuがハワイで見つけ、大切にしている約束があります。それは「私たちには感情があり、感受性が人生を豊かにします。」というものです。私たちは、デザインを通して感受性を広げ、人々の心の豊かさを満たすことで、愛されるデザインとなり、未来との絆を繋ぎます。

Yuは、東京に生まれ育ち、10代のころからファッションやアートに魅了され、いつしか、心惹かれるものを“生み出す”側を目指しはじめました。

台湾と日本のクオーターとして生まれ、父親がアメリカで一時期活動していた影響や、イギリス人の画家であった叔父の影響もあり、自身の感性を自由に表現できる、心地よい居場所をずっと求めていました。

高校卒業後、ファッションブランドで働きながらデザイナーを目指し、グラフィックデザインの専門学校へ。東京の企業でデザイナーとして、プロダクトデザインにおいても本格的なキャリアをスタートします。

ドクターストップで本心と向き合い、自分の世界観を表現する道へ

当時の勤め先のクライアントの多くは、国際的に名高いハイブランドでした。その世界観を守りながら、日本のユーザー層が好むデザインを追求しなければなりません。

合間を見つけては東京の街を巡り、トレンドや人びとの趣向を観察してまわりました。その時代の女性たちが惹かれるものを、肌で感じてデザイン開発にとりくむことで、プロダクトは販売数を伸ばすことになります。

デザイン以外にも営業・海外調整・品質管理など、すべての工程を担うようになり、週末の海外出張も増え、慌ただしいなかで数億円規模の案件を動かすようになります。次第に大手ラグジュアリーブランドやアパレルとの取引が増え、得意な女性向けのデザインテイストが人気となり、海外との信頼関係も築かれていきました。

「良いものを生むには、知識を持って生み出す側に立たなければならない」との信念から、デザインを戦略的に活かす企画側のキャリアも高めていきます。デザイナー育成やマネジメントに注力し、わずか半年で部署として売上最高益を達成したことも。そして、「いつか自分の世界観を表現したい」と強く考え始めます。

そんななか、いつの間にか、がんばりすぎていたのでしょうか。ある日、突然ドクターストップがかかります。15年間のキャリアに強制的リセット。療養しながら自分と向き合う日々が続きました。

ハワイへ導かれ、Blanc cocoと新たな人生が、動き始める

療養をすることになったYuの運命を、大きく好転させたのはジュエリーブランド「Blanc coco」でした。

Yuは、会社員としてキャリアを積みながらも、日々の中で自己表現のためにアート作品の制作に取り組んでいました。その1つが「Blanc coco」だったのです。

Blanc cocoは、「ラグジュアリーな雰囲気を持ちつつも飾りすぎない、女性本来の美しさを引き立たせること」をコンセプトとしています。女性たちが自然体の美しいオーラを纏ってしまうような、絶妙な存在感が特徴で、繊細さを追求し改良を重ねながら独自の手法でつくりあげ1点ものの美しさにこだわっています。

2017年、Blanc cocoとともに新たな未来へ進むため、ハワイへ旅立つ決意をしました。

ハワイでは、初めて目にする美しい風景に心を奪われました。海の色、溶岩、虹、花、そして生き物と命の美しさ。すべてがありのまま美しく、心が癒されていきます。

渡米して2か月がたった頃、突然の愛犬の死をきっかけに思いがけない出会いがあり、ハワイのお店にジュエリーを置いてもらえることに。デザイナーを志した時から共に過ごした愛犬が、第二の夢を繋げてくれたようでした。ジュエリーブランドを発展させる決意を新たに、次の物語は始まりました。

その後、ハワイと東京の2拠点生活がスタートし、ご縁によってアパレルのデザインをハワイで行うことに。想定外の事にも一人で、異国の地で対応しなければなりません。このとき、日本で積み上げてきた仕事が生かされました。個人として会社の看板なしで中国工場を動かしハワイへ輸入したこと、また、ハワイ・日本・香港・中国とのリモートでゼロから商品を作ったことが、Yuの「ものづくりはリモートではできない」から「できる」へ変わった大きなきっかけとなりました。

ハワイでデザインの素晴らしさを再認識し、新たなデザインの道に進むことを決意。自然と調和するデザインを目指すことを決めました。

ハワイへ行く。ハワイでスタートさせる。それが、Yuの、あるいはBlanc cocoの、運命だったのでしょう。

仲間との出会いによって、独立後の壁も乗り越えられた

独立してみると、多くの壁に直面しました。会社を突然辞めたYuには、安定した収入も独立の準備期間もありませんでした。ジュエリー製作には仕入れや製造原価があり、新商品を開発するには、まとまった資金が必要です。また、一人で事業を開始したことで、情報が減ったことや自分の考えを客観的に見てくれる人がいないのも不安でした。

ジュエリーでやって行くのは「難しい」「無理だよ」と会社員に戻るよう促す人もいました。しかし、Yuの感性を信じて、サポートをする仲間が増えていき、少しずつ前進することに。このときの仲間がいなければ、いまのBlanc cocoはありません。

その後、少しずつ実績が積み重なり、ハワイや日本でデザイナーとして認知されはじめ、日本の大手通信メーカーとのご縁が繋がり、プロダクトデザインに参加。今の自分にしかできないことを提供しようと、ニューヨークでデザイン活動をすることにしました。机上のインプットではなく、ニューヨーク現地のインスピレーションからデザインすることで、会社員の自分にはできなかった企画が生み出されました。

結果、採用となり、さらにジュエリーのコンセプトに共感していただきBlanc cocoとのブランドコラボレート商品を、全国の店舗に展開することになりました。

これを機に、クライアントデザインとして企画コンセプト・デザイン・生産まで一貫したデザインコンサルティング兼実務を本格的に手がけるようになります。前職で培ったスキルや生産ルートが活かされ、さらにYuのマーケティング視点によってプロダクトは人気製品となり、数億円にのぼる市場効果をつくっています。ニューヨークでの生活では、世界トップレベルの広告グラフィックや街の煌めきから、多くのインスピレーションを受け、ラグジュアリーブランドを得意とするYuのデザインワークはさらに洗練されていきます。

そんななか、ひとり、またひとりと、仲間が増えていきました。

デザイン、イラスト、プレゼン資料作成、Web制作、文章作成、生産管理、ジュエリー製作……さまざまな側面でサポートしてくれる仲間ができ、次第にチームになっていきました。

離れていても、強まる絆。チームで、ここから、また新しい物語を

チームメンバーが東京に多くいることから、チームづくりに注力するため、しばらくはメンバーが多くいる日本に拠点をおき、目の前の仕事に全力で向き合いつつ、コロナ明けに海外で仕事を継続できる仕組みを準備。そして、新たな展開を求め、2022年にロサンゼルスに移住します。

多くの不安を抱えた渡米でしたが、リーダーが不在の東京でも、チームはバラバラになっていくどころか、むしろ結束力を強めていきます。

たったひとりで自分の感覚を信じて立ち上げたBlanc cocoでしたが、いつの間にかチームメンバーそれぞれが「Blanc cocoをこう見せたい」「Blanc cocoがこう捉えられるのはイヤだ」など、自分ごととして発言するようになっていました。

「そんなメンバーのために、何ができるだろう」そう考えたYuは、これまで何度か、かすかに頭をよぎっていた“法人化”について、本格的に検討しはじめます。税理士や弁護士への相談を重ね、2023年10月17日、(株)BLANC COCOを設立。現在、7人のチームメンバーとともに、新たな物語を綴りはじめています。

メンバーは、繊細なニュアンス、柔和で品のあるデザインが描ける、あるいはそれを好み理解できる人。クライアントやユーザーの行動や言葉の裏側を汲み取る力が強い人。美しいものを美しいと感じられる心を持つ、感受性が豊かな人。大切な人を大事にしている人。そんな人たちの集まりです。

そんな仲間で創るからこそ、クライアントが求める以上の、市場が期待する以上の、アウトプットができる。目に見えるデザインを超えて、人びとがそのオーラに惹かれてしまうような存在感を放つプロダクトを創ることができる。そう信じています。

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●コーポレートサイト

https://blanccoco.net/

●法人化に関するプレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000102316.html

●Instagram

https://www.instagram.com/blanccoco.hi/

●本件に関するメディア関係者及びお仕事に関するお問い合わせ

info@blanccoco.net


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