Beyond 5G/6G実現に向け、情報通信研究機構採択の「マイクロアクチュエータを用いたテラヘルツ帯コヒーレントトランシーバの開拓」にて開発した電波用機能性シートを展示

2024年2月20日(火)15時47分 PR TIMES

世界最大級のモバイル展示会「MWC2024バルセロナ」ジャパンパビリオンに出展

 マクセル株式会社(取締役社長:中村 啓次/以下、マクセル)は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT:エヌアイシーティー)の主催するBeyond 5G 研究開発促進事業において実施中の「マイクロアクチュエータを用いたテラヘルツ帯コヒーレントトランシーバの開拓」(以下、本プロジェクト)における開発成果をスペインのバルセロナで開催される「MWC2024」(2/26〜29)のジャパンパビリオン(Hall 6内 No.6E54)に展示します。国立大学法人東京工業大学と共同出展です。
 マクセルは東京工業大学と共同研究している本プロジェクトにおいて、数GHz〜300GHz帯の高周波領域をターゲットとした、透明な電波吸収体・反射体、周波数フィルター機能を有するレドーム(外装材)を開発し、これらの開発品サンプルをMWC2024にて展示します。マクセルが保有するミリ波対応電波吸収体の技術を発展させ、より高周波帯であるサブミリ波、テラヘルツ波にまで対応可能な各種電波用機能性シートの開発を通じて、Beyond 5G/6G社会の発展に貢献します。

■出展内容:透明な電波用機能性シート
 マクセルが開発を進めてきた高周波向け透明電波吸収体の技術を発展させ、高周波対応の吸収体、反射体、および周波数選択性を保有するレドームを展示します。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75608/137/75608-137-b79f4ec7056695d36af485903d2268fc-838x667.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ] 展示予定の透明な電波吸収体、反射体およびレドーム
       

 今回出展する透明な電波用機能性シートは、従来の透明材料を積層したシート構造に加えて、周波数選択性表面(Frequency Selective Surface)を用いることで、対応する電波の周波数帯域を従来品(マクセルの従来開発品である300GHz透明吸収体シート)より広げることに成功しています。また、吸収体だけではなく、特定の周波数帯の電波のみを反射する反射体や、特定の周波数帯の電波のみを透過する周波数フィルターを開発しました。これにより、より広い対応製品への適用が期待されます。
 本プロジェクトにおける開発を通じて、Beyond 5G/6G社会の実現ならびに、持続可能な社会の実現に向けて、さらに貢献していきます。

■MWC2024バルセロナ 公式ホームページ
https://www.mwcbarcelona.com/

■MWC2024バルセロナ・ジャパンパビリオン 公式ホームページ
https://mandmcolor.com/mwc2024japanpavilion/

■商標
記載されている会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。

■製品および出展に関するお問い合わせ先
マクセル株式会社 新事業統括本部 
お問い合わせフォーム:
https://biz.maxell.com/ja/functional_materials/inquiry_form_input1.html

以上

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