【速報!】名門、ペンギン・ランダムハウス・グループが九段理江著『東京都同情塔』(新潮社)の全言語翻訳権を取得。新たなる世界文学へ!

2024年2月21日(水)13時16分 PR TIMES

本年1月に芥川賞を受賞し話題となった九段理江著『東京都同情塔』の全言語翻訳権を、英国の名門出版社・Viking Penguin Inc.が取得しました。

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24年1月に芥川賞を受賞したばかりの九段理江氏『東京都同情塔』の全言語翻訳権(アジア圏を除く)が、英国の出版社・Viking Penguin Inc.に取得されました。英語版だけでなく全言語という条件、また刊行から一ヶ月というスピードも異例です。

ペンギン・ランダムハウス・グループはこれまでノーベル賞受賞者であるガブリエル・ガルシア=マルケス、川端康成をはじめ三島由紀夫や津島佑子など、非英語圏の作家の傑作を世界に送り出しています。

九段理江氏のコメント


「日本語ユーザーのために、日本語によって書かれたこの物語が、非日本語に翻訳されたら、どのような物語になるのでしょうか。バベルの塔の再現となるのかどうか、私には想像もつきません。しかし想像もつかない結果を、私はいつも歓迎しています。大きな信頼と期待を寄せて、Viking UK に『東京都同情塔』のWorld Rightsをお任せいたします。」ーー九段理江

『東京都同情塔』の世界的な広がりに是非、ご注目ください。


[画像2: https://prtimes.jp/i/47877/1351/resize/d47877-1351-f739d6551c33a889c4bc-1.png ]

【内容紹介】
ザハの国立競技場が完成し、寛容論が浸透したもう一つの日本で、新しい刑務所「シンパシータワートーキョー」が建てられることに。犯罪者に寛容になれない建築家・牧名は、仕事と信条の乖離に苦悩しながら、パワフルに未来を追求する。ゆるふわな言葉と実のない正義の関係を豊かなフロウで暴く、生成AI時代の預言の書。



【著者プロフィール】
九段理江(くだん・りえ)
1990年9月27日、埼玉生れ。2021年、『悪い音楽』で第126回文學界新人賞を受賞しデビュー。22年1月に発表された『Schoolgirl』が第166回芥川龍之介賞、第35回三島由紀夫賞候補に。23年3月、同作で第73回芸術選奨新人賞を受賞。11月、『しをかくうま』が第45回野間文芸新人賞を受賞。24年1月、『東京都同情塔』が第170回芥川龍之介賞を受賞した。


【書籍データ 】
【タイトル】東京都同情塔
【著者】九段理江
【発売日】2024年1月17日
【判型】 厚表紙丸背カバー
【定価】1,870円(税込)
【ISBN】978-4-10-355511-7
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/355511/】

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