【金融業界の生成AI活用の実態を調査】金融業界で働く人の半数以上が生成AIを「全く利用していない」と回答

2025年2月21日(金)18時16分 PR TIMES

〜役職者でも業務効率化の先の収益化を見据えている人はわずか5%〜

計算科学および人工知能(AI)分野で世界をリードするアルテアエンジニアリング株式会社(日本本社: 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン14階、代表取締役社長: 加園 栄一、本社:米国ミシガン州、CEO:James Scapa、Nasdaq:ALTR、以下:アルテア)は、金融業界で働く役職者および一般社員665名に「金融業界の生成AI活用に関する調査」を実施しました。本調査より、金融業界の生成AI利用率や目的意識の低さが明らかになり、役職者と一般社員にも使い方や活用率に差があることが明らかになりました。
「国内におけるAI導入の実態調査」概要
調査期間:2025年2月
調査方法:オンラインによるアンケート調査
調査対象:金融業界で働く役職者および一般社員665名
結果サマリー
Topic1:金融業界で働く人の半数以上が生成AIを「全く利用していない」と回答。

Topic2:生成AIを「トレーディング情報などのデータ分析」に活用している人はわずか8%という結果に。事務作業程度の活用がメインになっており、金融業界ならではの活用ができていない状態。

Topic3:現在の生成AIの活用目的に一般社員の半数以上が「あまりイメージが湧いていない」と回答。役職者で業務効率化の先を見据えた回答を選択した人は1割未満となり、生成AIを活用した最終的な目的を明確にできていないことが分かる結果となった。

Topic4:半数以上の一般社員が生成AIの活用による業務効率化が「全くできていない」と回答したのに対し、役職者は6割以上ができていると回答。
さらに役職者の3割は業務効率化以外にも活用できていると回答。

Topic5:生成AI導入・運用にあたり、外部の専門家からのどのような支援が必要かという問いに対し、役職者は「生成AIの精度を上げるサポート」が1位(38%)となり、一般社員は「人材育成のための継続的なトレーニング」が1位(36%)という結果に。
■調査結果(一部抜粋)
Topic1:金融業界で働く人の半数以上が生成AIを「全く利用していない」と回答。
生成AIを業務で利用しているかという設問に対し、金融業界で働く人の53%が「全く利用していない」と回答。「あらゆる業務で利用している」と回答したのはわずか6%という結果に。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67619/66/67619-66-cbfb25659fff358e64d70e699deb3d1e-2175x1140.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Topic2:生成AIを「トレーディング情報などのデータ分析」に使用している人はわずか8%という結果に。事務作業程度の活用がメインになっており、金融業界ならではの活用ができていない状態。
現在の生成AIを活用している業務を調査したところ、生成AIを「トレーディング情報などのデータ分析」に活用している人はわずか8%という結果に。第1位「文章の作成・要約」第2位「情報の検索」と事務作業程度の使用がメインとなっており、リスク管理やデータ分析など高度な作業への活用ができていないことがわかる。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67619/66/67619-66-6cdba688d8c0fd6020c1d9a8a9e16f90-2207x1247.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Topic3:現在の生成AIの活用目的に一般社員の半数以上が「あまりイメージが湧いていない」と回答。役職者で業務効率化の先を見据えた回答を選択した人は1割未満となり、生成AIを活用した最終的な目的を明確にできていないことが分かる結果となった。
現在の生成AIの活用目的を調査したところ一般社員の54%が「あまりイメージが湧いていない」と回答。全体でも45%が同様の回答をしており、金融業界全体で生成AIを活用する目的が明確になっていない、浸透していないなどの課題があるといえる。
また、役職者で業務効率化の先を見据えた回答を選択した人が「新規ビジネスモデルの開発」7%、「トレーディング・資産・及びファンド運用業務での収益化」3%というとても少ない結果に。役職者も生成AIを活用した最終的な目的を明確にできていないことが伺える結果となった。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67619/66/67619-66-87b69a41ebbe0e0b84d1a9c38ad0bda1-2330x1256.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Topic4:半数以上の一般社員が生成AIの活用による業務効率化が「全くできていない」と回答したのに対し、役職者は6割以上ができていると回答。
しかし3割以上の人が事務作業程度の活用にとどまってしまっていることが明らかに。
さらに役職者の3割以上が業務効率化以外にも活用できていると回答。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67619/66/67619-66-3295076a2a64b76e060017e43c154c60-2207x1175.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Topic5:生成AI導入・運用にあたり、外部の専門家からのどのような支援が必要かという問いに対し、役職者は「生成AIの精度を上げるサポート」が1位(38%)となり、一般社員は「人材育成のための継続的なトレーニング」が1位(36%)という結果に。一般社員は活用への意識が低いように思えたが、教育環境を必要としていることが明らかになった。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67619/66/67619-66-44f939d8bd26c69524f5e4fc5cc219ca-2157x1394.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
まとめ
 今回の調査により、金融業界では業務において生成AIを何らかの事情により活用していない傾向にあることが明らかに。また、生成AIの活用目的に関しても役職者と一般社員で差があるものの金融業界全体として活用の目的が定まっておらず、金融業界ならではの業務への活用ができていないことが分かった。
アルテアでは、プログラミング知識なしに高度なデータ分析が可能なAltair(R) RapidMiner(R)プラットフォームを提供しています。世界で100万人以上が使用している実績あるRapidMinerプラットフォームは、生成AI+RAGを実装できるOneプラットフォームです。

アルテアのソリューションについてはこちらをご覧ください。
https://altair.com/altair-rapidminer-jp
会社概要
■ アルテアについて(Nasdaq:ALTR)
アルテアは、シミュレーション、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、データ解析、AIに関するソフトウェアおよびクラウドソリューションを提供する、計算科学と人工知能(AI)の分野で世界をリードする企業です。アルテアは、あらゆる業界の企業がより効果的に競争し、接続が強化された世界でより賢明な意思決定を行うことを可能にし、さらに環境に優しく持続可能な未来を創造します。詳細は、www.altairjp.co.jp(https://www.altairjp.co.jp/) をご覧ください。

■アルテアエンジニアリング株式会社
設立   :1996年2月
代表取締役社長 :加園 栄一
事業内容  :製品開発、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、人工知能(AI)に係わるソフトウェアおよびクラウドソリューションの開発、販売、サポートおよび受託サービス
東京オフィス:東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン14階

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